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story39☆ ページ41

ヴィトル「あいつどこ行きやがったんだ···」




ピピ「ピッピ···」



ヴィトル「お前、いたのか」



ピピ「ピピピッ」






高いところから探せば見つかるだろうと思い、山を登って1時間



ヴィトル「くっそ、ここどこだよ···」




ヴィトルは迷子です







ピピ「ピッピ!ピピッ!」




ヴィトル「ああ、あそこに家があるじゃねえか。ちょっと聞きに行ってみようぜ」


ピピ「ピピッ!ピッピピッピ」
ばさばさばさ



ヴィトル「あ、おい、どこ行くんだ。家そっちじゃねえだろ。お前まで迷子になったらどうすんだよ!」



ピピ「ピ・ピ・ピ・ピ!!」




ヴィトル「え···まさか、お前ア・リ・シ・アって言ったのか?」





ばさばさばさ




ヴィトル「無視って、反抗期かよ···まあいい、どこにいるんだ?ついてくぞ!」









ピピ「ピピピッ」




ヴィトル「そこか!···って、お前何してんだよ」






ピピ「ピッピーピピピピ」


ヴィトル「クッキーおいしい···そうか、よかったな」




草むらの中に、1枚のちいさなお花の形をしたクッキーが落ちていた






ヴィトル「よくこんな小せえのに見つけたな···ん?」


ピピ「ピピ?」



ヴィトル「あ、お前、ちょっと待て!これ、さっき買ったやつじゃねえか!たしか限定30個とかだったよな···あいつのやつかもしんねえ!」



ピピ「ピッピ!」



ヴィトル「おい!アリシア!近くにいんのか!!」









?「アリシア···もしかしてあなた、アリシアさんを探しているの?」

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設定タグ:ファンタジー , オリジナル , 合作   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:セレーナ・ラフィーネ&しろーん x他1人 | 作成日時:2018年2月15日 15時

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