69話 ページ27
ロンガ「…俺の怪我はたいしたことない
ここの医療技術はすばらしいからな」
とくしゃっと 私の頭を撫で
もう寝ようと
コップを洗ってくれた
私はこの話を忘れたくて
…忘れたくなくて
私たちは寝た
夢は見なかった
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貴『…ｽｳｽｳ』
ジロ「ｼﾞｬﾘｯ
主朝だ。起きよ」
貴『…ん。うん。』
私はいつものようにジロちゃんに起こされ
くぐーっと伸びをしながら起き上がった
時間は6時。
うん。いつも通り
8時から今日はものづくり…だったかな
最近自分の思った通りに
作れるようになってきたので
中々楽しい
と色々考えながら
朝ごはんを作ろうとキッチンに向かうと
ロンガ「…あぁ。おはよう。
もう少しで出来る。あっちで待ってろ」
そこにはおにぎりを握っているロンガさん
よくよく見ると
横には湯気の上った…味噌汁？
何がおこったか一瞬分からず
ぼーっとしていると
ロンガ「…早く顔を洗ってこい」
貴『…あ。はい。』
とぼとぼと洗面台に向かう
……っえ？
貴『はっ！
すみませんすみません！！
変わります！！』
我に返った私はすぐさまロンガさんの元に行く
ロンガさんは笑って
ロンガ「別にいい。
そんな事より今日の支度をすませろ
今日、俺は何も無いから」
ジロちゃんにも背中を押されながら
私は言われるがまま顔を洗い
ちゃぶ台の周りに座った
目の前には
おにぎりにサラダ 味噌汁も付いているという
なんとも健康的なメニューだった
ジロ「いただく」
ロンガ「ﾍﾟｺｯ」
ジロちゃんは人型に
ロンガさんも箸をもってお辞儀し黙々と食べ始める
貴『(なんか、懐かしくてこそばゆい)』
私も箸をもって
頂きます
と呟き味噌汁に手を伸ばした
貴『…おいしい。』
ふんわり広がる味噌の匂いに
ワカメ 豆腐がゆっくり流れてくる
貴『(なんか、ちょっと悔しいな)』
料理は練習した
食べれるし、自分でもまぁまぁだと思っていた
けど
ロンガさんの味噌汁は顔に似合わず優しくて
とっても温かかった
・
ロンガ「…おい。今失礼なこと考えただろ」
貴『…ｷﾞｸｯ
そんなことないですよー。』
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なこむペッパー(プロフ) - Ryoさん» 遅くていつもすみません！！見てくださってありがとうございます！頑張ります！！ (2018年7月7日 23時) (
レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
Ryo(プロフ) - 更新頑張ってくださいな(｀･ω･)b (2018年7月2日 20時) (レス) id: b823da6549 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - まありなさん» ありがとうございます！！早速やってみました！…出来てますかね？わざわざ教えてくださって本当にありがとうございました！ノロノロ更新ですが、楽しんでいただけると嬉しいです！！ (2018年6月30日 16時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
まありな(プロフ) - URLは各話の文章の上に出てくる地球の様なマークを押したら今までに作った作品（関連付けされている物のみ）が出てくると思うので、その横のこの作品を挿入という所を押してもらったら貼れると思います。 (2018年6月23日 20時) (レス) id: 69e2d78fba (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - 大槻涼於さん» えぇ…？！？！？！ｵﾎｼｻﾏ…。本当にありがとうございます！！更新早く出来るように頑張ります！いつも気長に待って下さってありがとうございます！！ (2018年6月13日 19時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なこむペッパー | 作成日時：2018年5月6日 13時
