43話 ページ43
私が顔を洗って戻ると
小人さんは食べ終わり
ロンガさんは何も食べていない
…私を待ってくれていたらしい
貴『…お待たせしました』
ロンガ「…」カチャ
目の前には卵粥と紅茶
フルーツの盛り合わせがのってある
貴『…頂きます。』
口に入れるとなんとも優しい味が口いっぱいに広がる
ロンガ「…どうだ。」
こちらを心配そうに見る
貴『…とっても美味しいです。』
ロンガ「そうか。」
……
…
貴『怪我の具合はどうですか?』
ロンガ「…もう動ける
怪我の治りは早いからな」
…
ロンガ「…お前怪我と病気を間違えていなかったか?」
ぎくっ
貴『…は、い。』
ロンガ「やはりな。
まぁ、ベットで久しぶりに寝れたからいいが」
貴『やっぱり久しぶりだったんですね』
ロンガ「まぁ、仕事がら泊まったりすることはほとんどないからな」
昨日から思っていたけどそんなに大変なんだ
と黙々と朝ごはんを食べる
ロンガ「…ご馳走様」
貴『ごちそうさまです』
小人「ごちそうさまです!」
相変わらず小人さんは可愛いなぁと思いながら
食器類を片付け
お茶用意していたら
ロンガ「…そういえば
なんだったんだ?…制服?とやらは」
聞く機会を疑っていたように話し出す
貴『あ、えっとですね。』
と説明しようと思っていたら
コンコン
ドアのノック音が
貴『はーい。』
ガチャ
玲「あ、おはようAちゃん。」
貴『おはようニコ
よろしくお願いします。』
きちんとした正装といわれるのであろう服を着て
ロンガさんの足 腕 背中
順番に見ていく
玲「……はい。
ありがとうございます
もう傷は塞がっているので大丈夫だと思います」
パタパタと道具を片付けていく
ロンガ「…………」
貴『すごいね。
もう治ったんだ』
玲「…」
一点を見つめる
??
貴『玲奈?』
玲「あ、ごめん。
あ、そうだ。ミア様からの伝言で
このジャージに着替えて訓練所に集合だって
わからないと思うから、着替えたらノックして
っておっしゃってたわ。」
と袋を渡された
玲「ロンガさんも一緒にという事でした」
ロンガ「了解した」
玲「…。それではこれで。
またあとで。」
パタン
玲奈が去っていったあと
私はジャージに
ロンガさんは紅茶を片付け
お茶の用意をしてくれた
……優しいな
・
ここからだ。
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なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時