検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:14,247 hit

17話 ページ17

ピシピシ

目の前の扉が凍っていく

?「…困るなぁ。勝手ににげてもらっちゃ。君、僕の質問に全く答えてないじゃないか…?」

ピシピシ

貴『あ、あなたは』

声が震える

?「…ふふ、あぁ。今君はとってもいい表情しているんだろうなぁ。」

耳元にかかる生暖かい感じ

くすぐったいといつもは思うだろうその感覚

貴『(今は恐怖でしかないな)』

?「…僕は吸血鬼の末裔でねぇ。……美味しそうな首筋だね…フフ...♪*゚」

貴『(あ、死んだな)』

首筋に冷たい何かを感じる


最後においしい食べ物がたべたかったな…

?「…ダ…リー……ー!!!!!!」
ダダダダダダダダ

貴『え?』

けたたましい音を立てながら何かが近づいている

と思ったら

ガァーンッッッッ

吸血鬼「…グフッ!」

何かは私の目の前の吸血鬼の頭に思いっきり…蹴りをいれた。

とても痛そう

?「もーどこに言ってたんですかー?探してたんですよ!
…見つけたら見つけたでなんかセクハラしてるし…。本当にやめてください。」

目の前の吸血鬼に飛び蹴りを食らわせたのはどうやら女性らしい

程よく筋肉のついた体になんとも動きやすそうなスポーティな服

貴『(ちょっと欲しい)』

いきなり現れた吸血鬼に襲われかけ

誰か存じないカッコイイ女性に助けられた私は放心状態にならざるを得なかった。

吸血鬼「もーじゃないよ。痛いなぁもう。」

?「本当…!!!女の子好きですよね!」

吸血鬼「…まぁ、男の子だし?」

?「…そういう問題じゃないんですけど…!!怒」

急に現れた二人はケンカを始めてしまった。

私はどうすればいいのか分からずとりあえず待ってはみたものの

状況が変わりそうにないのでここから立ち去ることにした

貴『し、失礼しまーす…』ボソ

ぎ、ぎ…

貴『…』

あ、か、な、い、、

何故か扉が凍っていて私が押してもびくともしない

押すたびに扉が冷たく、動く気配は無い

貴『(そういえば、さっきピキピキ言ってたな…?あれは扉が凍った音だったのか)』

どうしよう

しかし、諦めるわけにはいかなかったので私は押し続けた

吸血鬼「…ねぇ、いつまで押してるつもりなの?」

貴『…開くまでですけど』



…?


貴『…っは?!』

話かけられると思っていなかったため

普通に返事してしまった




?「貴方がAちゃん?」

18話→←16話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:ファンタジー , 恋愛? , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なこむペッパー(プロフ) - KAITOさん» ありがとうございます!!(T^T)更新遅くて申し訳ないのですがこれからもよろしくお願いします!! (2018年5月6日 12時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
KAITO(プロフ) - いつも応援しております。更新がんばって下さい! (2018年5月2日 18時) (レス) id: 2e93de1953 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!行間ですね…!もう少し開けてみます!ありがとうございます! (2018年4月4日 22時) (レス) id: e3a404bae9 (このIDを非表示/違反報告)
なこむペッパー(プロフ) - ご指摘感想お願いします! (2018年3月12日 18時) (レス) id: 0c73f9681f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なこむペッパー | 作成日時:2017年1月21日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。