東方我烈伝 Cross of OrecaWorld 第２章―復活の魔神軍― (ページ17)

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封印之拾陸　降霊者ページ17

「『ウインド』!!」

「『ロック』!!」

「そんな、物、当たらない、わよ！」

(…なんか無駄な行動してるよね)

２体の魔法を霊夢は踊るように回避していく。こいしは疑問に思うが、それを気にせずに霊夢は更に行動を重ねる

「見惚れてると痛い目に遭うわよ！光子『フォトンストライク』!!聖霊『夢想封印・輝』!!」

「ぐぬ！」

「ぬあっ!?」

２枚のスペカで魔神を攻撃、更に多数の弾幕が行動を制限する。そこに

「隙あり！聖剣『セイクリッドスライサー』!!星剣『コスモスラッシュ』!!」

「ぐはっ!?」

「ぐうっ!!」

二本の剣技で大ダメージを与える。魔神も負けじと攻める

「調子に乗るな！『トルネイドアーム』!!」

「『グランドスタンプ』!!」

「無駄よ！聖護『聖騎士の決意』!!」

「何!?」

「チィ…」

が、霊夢は魔力壁を作りダメージを軽減する。魔神２体を相手に圧倒する霊夢を、フランとこいしは恐ろしく思っていた

「こうなれば、一か八か…『エイル・エレメンタル』!!!!」

「うおぉぉ！『テラ・エレメンタル』!!!!」

魔神達は超ＥＸで逆転を狙う。が、霊夢はそれを

「…虚射『偽りの反射鏡』！」

「な、何!?」

「バ、バカな!!」

完全に反射した。それに魔神は驚く。それを見た霊夢は種明かしをした

「巫女って、元々神の声を聞くのが仕事でしょ？それで、神の自分に宿す事…『降霊』の力があるの。それを、オレカ界の神に対して行った」

「「…！」」

「さっきのは『ロキ』の技。他にも、こいしを回復したのは『女神パラスアテナ』の『金の聖油』。回避の際には『女神アメノウズメ』の『たまふりの踊り』でＥＸのエネルギーを溜めつつ避け、念のため『オーディン』の『ヴァテン・ミーミル』も使っておいたわ」

「そ、そんな事が…」

「す、凄い…」

降霊の応用にフランとこいしは唖然とする。そして、霊夢はトドメの体勢になった

「『トール』の『力帯メギンギョルズ』も使っておいたし…決めさせてもらうわ！降霊すればする程威力を増す、私のＦＥＸ！神斬『ゴッデスブレード』!!!!」

「バカなぁぁぁぁぁぁ!!」

「そんな事がぁぁぁぁぁぁ!!」

霊夢のＦＥＸを受け、魔神２体は地に伏した。そして、直ぐに黄色と緑の魔法陣に包まれ、消えていった

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これが俗に言う主人公補正ってやつだ( ・`ω・´)