東方我烈伝 Cross of OrecaWorld 第２章―復活の魔神軍― (ページ11)

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封印之拾　最後の魔神騎士ページ11

「くそっ！方向が分からない！」

『勘と記憶を頼りにしろ！大体は分かるだろ！』

「初めからやってる！」

炎が立つ竹林の中を妹紅は飛んでいた。我符を使っている方が炎に強いため、既に火炎の勇者になっている

(くそっ！煙のせいで視界も悪い！このままじゃマジでヤバい！)

『妹紅！見えてきたぞ!!』

バーンに言われ妹紅が前を見ると、永遠亭が見えてきていた。少し安心した妹紅は、永遠亭の前に立ってた永琳や輝夜、鈴仙の前に降りた

「お前ら、大丈夫か！」

「「も、妹紅(さん)！」」

「うわ、何でこいつが…」

永琳と鈴仙は嬉しそうにしていたが、輝夜はあまりそうではなさそうだった

「兎に角、脱出するぞ」

「え？でもどうやって？」

妹紅の言葉に鈴仙が疑問を持つ。それに対する妹紅の答えは簡単だった

「ちょっと待ってろ。剣符『大真空斬』!!」

剣に『brave』の魔力を集め、具現化された大剣から斬撃波を飛ばし、永遠亭上空の炎を消した

「凄い…」

「さ、とっとと抜けな」

「助かったわ。ありがとう」

「ちぇ」

３人は飛んで竹林を抜けた。それを見届けた妹紅は

「…さて、後一匹か」

そう言って燃える竹林の中に戻った

「…ここ、何処？」

永遠亭から少し離れた場所に、妹紅の言う『最後の一匹』である『因幡てゐ』はいた。妹紅同様、炎のせいで方向感覚がおかしくなっている

「早く逃げないといけないのに、どっちに行けばいいか分からない…」

「あ、いた！おーい!!」

弱気になっているところに、妹紅が現れた。因みに、永遠亭を離れてから約５分である

「た、助かるー！」

「大袈裟だ。取り敢えず抜け道作るぞ」

そう言って、再び『大真空斬』を使おうとする。その時

「『ファイア』!!」

「ふぇ!?」

「な!?ふ、不炎『フェニックスマント』!!」

何処からか炎が飛んできて、それに気付いた妹紅が、マントを使って防ぐ。飛んできた方向を見ると、赤色のモンスターがいた

「見付けたぞ。火炎の勇者」

「…何者だ？」

「我は『魔神騎士パイロ』。炎の魔神に仕える者」

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どうも、我界戦士コウキです

今章、実はかなり短めです。多分３０話超えればいい方です(´･ω･｀)

今回、Another参加者様に伝えたい事があります。あちらの方でも言ったのですが、参加者設定を、書いていない人は書いてください。多分、書いている人の方が登場率が格段に良くなります

お願いしますm(_ _)m