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21st,sin 時の導き ページ21

「た、倒した…?」

「…」

魔理沙の技が決まり、アスモデウスはその場に崩れ落ちた。魔理沙と村紗はその場で様子を見る。

「…ぐぬぬ…」

「っ!まだ倒れてなかったか!」

「虫の息とは言え油断は出来ない、か」

アスモデウスが起き上がるのを見て、二人は武器を構え直す。その時

「光矢『エイトアローのネイル』!」

「な、ぐわああああああああ!!」

「「えっ!?」」

急に飛んできた8本の矢がアスモデウスを貫き、アスモデウスはその場に出来た魔法陣の中に消えていった

「い、今のは…」

「待って…さっきの声って、もしかして!?」

驚く二人は矢の飛んできた方向を見る。そこにいたのは、髪は完全に金色になり、服は桃色、そしてリボンの着いた剣と盾を装備した…『聖白蓮』だった

「ひ、聖!?その姿は…」

「…我符か」

村紗は驚きの声を上げるが、魔理沙は意外に冷静に答えを導きだした

「そうですね。『光の騎士ビャクレン』とでも言いましょうか」

「す、凄い!」

『光の騎士ダイヤ』の我符を得ていた白蓮。それに村紗は目を輝かせる

「さて、取り敢えずここを片付けましょう。魔理沙さんも手伝ってくれますか?」

「ま、別にやる事もないし、いい…〈トゥルルル〉ん?」

白蓮の申し出に答えようとした魔理沙だが、そのタイミングで携帯が鳴り出した。相手は咲夜だ

『魔理沙?どこにいるんですか?』

「咲夜か?今命蓮寺だが…」

『え!?もしかしてモンスターが!』

「出たな。まあ、私と、あと我符を手にいれてた村紗と聖で倒したけどな」

『そうでしたか…では、どちらか一方でいいので、一緒に紅魔館に来ていただけますか?』

「あ、うーん…分かった」

『ありがとうございます。では』

魔理沙は電話を切った後、村紗と白蓮の方を向いた

「悪い、どっちか私と一緒に紅魔館に来てくれないか?」

「え?でも…」

魔理沙の提案に村紗は困惑する。だが

「分かりました。村紗、あなたが行ってください」

「え?」

「私が片付けておきます。それに、もう1つやりたい事があるので…」

「(あ、そう言う事か…)分かった。行こう、魔理沙」

「お、おう」

白蓮に言われ、魔理沙と村紗は紅魔館に向かった



「…なあ、さっき、何か悟った様な顔してたけど、どうしたんだ?」

「あー…多分聖、一輪達を説教するつもりだよ」

「…御愁傷様だぜ」

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我界戦士コウキ(プロフ) - ハロウィンPさん» 後々出るので、待っていてください (2016年6月23日 17時) (レス) id: d6b14aeea0 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ルーミアの我符version出して下さい! (2016年6月23日 16時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - サタン化け物かよ…!? ビリー『考えたアホはどいつだ。』 …俺です。 (2016年6月22日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - ああ、考えてみると洒落にならんことになりそうだ…(paradise lostのルシファーとドゥン!!!!!のサタンだから) (2016年6月21日 17時) (レス) id: ef31bb07a4 (このIDを非表示/違反報告)
ハロウィンP(プロフ) - 我界戦士コウキさん» いいですねそれ! (2016年6月20日 17時) (レス) id: cb42e83a82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:我界戦士コウキ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年5月18日 7時

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