冒険の書 その53 ページ8
ホメロス「あれはダーハルーネの商船……?まさかあの船は……!」
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ドンッ!ドンッ!
クラーゴンは大砲の音に怯えて逃げていった。
すると、近くにダーハルーネの商船がやってきた。
ラハディオ「よかった……ご無事のようですね。あの魔物はこの辺りの海をよく荒らす事で有名な、クラーゴンなんです。」
ヤヒム「お兄ちゃん!お姉ちゃん!僕だよ!ヤヒムだよ!僕、声が出るようになったんだよ!」
ラハディオ「息子から全て聞きました。この子の声を取り戻してくださったのは、貴方達だったんですね。」
ラハディオ「息子が声を出せなくなってしまったのは、災いを呼ぶと言う勇者の呪いによるものだと、すっかり勘違いしていましたが………」
ラハディオ「息子から話を聞いて全て誤解だったとようやく分かりました。失礼な事をして申し訳ありません。」
ヤヒム「僕、この間町の外で、あのホメロスって言うおじさんが魔物と一緒に話してるのを見かけてね。」
『(おじさん………w)』
ヤヒム「びっくりして声を上げたら、ホメロスのおじさんに捕まって魔法で喉を潰されちゃったんだ……」
ラハディオ「悪魔の子と呼ばれている勇者が人を助け、正義で動いているはずのデルカダール王国が魔物と繋がっていた……」
ラハディオ「それが、何を意味するのかは分かりませんが、貴方達は私の息子の恩人です。どうか無事にお逃げください。」
ホメロス「………イレブンッ!!」
全員「「「!!」」」
ホメロス「………イレブンよ聞こえているか!」
ホメロス「貴様だけはいずれこの手で捕らえてみせる!精々その時まで怯えて暮らすがいい!」
なんやあのポーズ。というかこの距離で聞こえんのすごくね?ホメロス。
カミュ「アンタもデルカダールに逆らった所為でこれから商業がやり辛くなるだろうけど、上手く立ち回ってくれよな。」
ラハディオ「はいっ!」
ヤヒム「ばいばーい!」
ベロニカ「バイバーイ!!」
セーニャ「お気をつけて!」
イレブン「頑張ってください!」
カミュ「気をつけろよな!」
『ヤヒム君も頑張ってねー!』
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エドワールド(プロフ) - 九尾の狐の抹茶さんさん» 今思えば何故ドラマツルギーをリクエストしたのかわかんない、、、(´・ω・`) (2020年11月17日 17時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐の抹茶さん(プロフ) - エイトさん» 分かりました!私も考えがあるので、それと合わせて作るかもしれません! (2020年10月3日 12時) (レス) id: 4c47b4bc57 (このIDを非表示/違反報告)
エイト - リク可能なら世界樹崩壊の時、夢主はムウレアで人魚になってるとか???もしくはイレブンと同じく魚になってる設定でお願いします!! (2020年10月3日 12時) (レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐の抹茶さん(プロフ) - エドワールドさん» コメントありがとうございます!少し進んだ辺りでするかもしれません!その時に採用させて頂きます! (2020年10月2日 22時) (レス) id: 4c47b4bc57 (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - 夢主が独り言みたいに何かの歌歌うとかないですか?あったらリクでドラマツルギーをお願いします! (2020年9月30日 8時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:九尾の狐の抹茶さん | 作成日時:2020年9月7日 22時