冒険の書 その81 ページ35
ロウ「イレブンよ、Aよ。二人でこの枝を持て。この虹色の枝はかつて命の大樹一部であった物…………」
ロウ「勇者の力を持つお主等ならば、大樹への道のりについて、何かを知り得るかもしれぬ。」
イレブン/A
「「はい！」」
私とイレブンはロウから虹色の枝を受け取った。
カミュ「どうだ？何か見えないか？イレブン、A。」
イレブン「ううん。何も見えないよ………」
ベロニカ「何も見えないって…………その枝偽物！？まさか、あの情報屋にガセネタ掴まされたってこと！？」
ベロニカ「ここまで引っ張っておいて……………あり得ないわ！！」
ロウ「ほっほっほ。まぁ、仕方あるまい。これからはわしと姫も同行し、命の大樹への行き方を見つけるとしよう。」
ロウ「よろしく頼むぞ。イレブンよ、Aよ。」
ーーーーーーーーーーーーーー
ﾀｯﾀｯﾀｯ
カミュ「おい、二人とも。枝が………」
すると虹色の枝が光を放ち、私達の頭に祭壇とオーブについて写し出した。
シルビア「ちょっと！何よ今の！？アタシにも見えたわよ！」
ベロニカ「天空にたたずむ祭壇…………あと、6つのオーブも見えたわね。」
セーニャ「お姉さま！もしや、あの祭壇に6つのオーブを捧げれば、命の大樹への道が開かれるということでは！？」
カミュ「すげぇ………！大樹への行き方が分かっちまった。これが、虹色の枝の力か………ここまで探し求めてきたかいがあったぜ。」
カミュ「今見たオーブって、こいつのことだよな………デルカダール城から盗んできたこいつに、そんな意味があったとは………」
カミュ「俺には俺の使い道があったんだが、そう言う話なら、これはお前等にやるよ。大事に使ってくれよな。」
イレブン「カミュ………本当にいいの？」
カミュ「あぁ………」
『カミュ………』ﾎﾞｿｯ
マルティナ「ロウ様。売らなくて正解でしたね。仮面武闘会でもらったそのオーブ。」
ロウ「うむ。危うく、真の価値も知らず、路銀に変えるとこじゃったわい。さぁ、二人とも、受け取るが良い。」
イレブン/A
「「ありがとうございます！」」
ロウ「祭壇のあった場所は、命の大樹の真下………おそらく、始祖の森と呼ばれる秘境じゃろう。」
ロウ「二人とも、道は決まったな。残り4つのオーブを集め、始祖の森にある祭壇に捧げるのじゃ。」
セーニャ「残り4つのオーブ…………でも、一体何処から探せば…………」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 44人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エドワールド(プロフ) - 九尾の狐の抹茶さんさん» 今思えば何故ドラマツルギーをリクエストしたのかわかんない、、、(´・ω・｀) (2020年11月17日 17時) (
レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐の抹茶さん(プロフ) - エイトさん» 分かりました！私も考えがあるので、それと合わせて作るかもしれません！ (2020年10月3日 12時) (レス) id: 4c47b4bc57 (このIDを非表示/違反報告)
エイト - リク可能なら世界樹崩壊の時、夢主はムウレアで人魚になってるとか？？？もしくはイレブンと同じく魚になってる設定でお願いします！！ (2020年10月3日 12時) (レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
九尾の狐の抹茶さん(プロフ) - エドワールドさん» コメントありがとうございます！少し進んだ辺りでするかもしれません！その時に採用させて頂きます！ (2020年10月2日 22時) (レス) id: 4c47b4bc57 (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - 夢主が独り言みたいに何かの歌歌うとかないですか？あったらリクでドラマツルギーをお願いします！ (2020年9月30日 8時) (レス) id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：九尾の狐の抹茶さん | 作成日時：2020年9月7日 22時
