【小説】能力者が通う学園 第二章【募集企画】

第80話「引っ越しました…」左側 ページ30

「ありがとうございましたー、それではー。」

そう言い職員室から出て行く。


今日引っ越してきたここ、如月能力学園。


名前の通り、能力を持ってる人が入れる学園らしい。


…といっても、俺の能力なんて精々飛べるか祀られるくらいだもんなぁ…。

だって幻獣化だよ？

ドラゴンみたいなのならともかく火も吹けないよ？


「もっと強くてかっこいい能力だったらなぁ……


ってあれ？猫？」


前方の方には色々群がってる猫とか犬。


ちらほら人間も見える。


「！！……もしかして、ここ学園の人たちほとんどが動物化する異能とか！？」


それならばきっと俺も馴染めるだろう。

うむ！

そうと決まれば、近づく以外に道はない！！



もふっ

「おぉ…？」


もふもふもふっ


「おっ、おぉぉぉ！？」

もふもふもふもふ。




状況を説明しよう。

数十歩歩く

犬猫が足元に群がる。


さらに集まる。


腰らへんまで群がってる←イマココ



「ワンっ！！きゅぅんっ…」

「ごろごろごろ…」


……やだっ、


「君達かわいすぎっ…！！」



と、顔を覆ったか否か、犬猫は蔓に回収されていった。

それに人倒れて連れ去られてるし…



「おぉぅ…不思議な学園だね…


あれ、君達は…。初めましてだね。俺は千歳帳。昨日引っ越してきたんだよ。」


初めてみる俺にきょとん…というより、目を見開いて俺を見る人たち。


……これは…また祀られるか？((

いや能力使ってないし、それはないか。

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