09:アナタの夢とワタシの夢 ページ9
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智〈どう？夢は叶いそう？(笑)〉
「あ、今ね！いい感じなの！」
智〈あれ、けどこないだのインターハイ予選…〉
「うっ！そこは触れないで！！」
智〈はいはい(笑)〉
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ふにゃ、といつものように笑う智くんの表情が電話越しにもわかって思わずつられる。
智〈あ、で？何かいいことあるんでしょ？〉
「あ、そう！いい選手見つけてさ！頑張って勧誘するの」
智〈…名前は？〉
「え？あ、櫻井翔先輩っていう…」
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智くんが一瞬黙って、電話の奥の賑やかな声がその一瞬だけ大きくなった気がした。
智〈…知らねーや(笑)〉
"知ってたとしても俺、記憶力悪いから覚えてるわけなかったわ(笑)"
けどそんな声は智くんの柔らかさにすぐに包まれて小さくなって。
なーんだ、気のせいか。
そうだよね。智くんが知ってるわけないもん。
「ねえねえ、智く…」
〈さとしー？〉
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そしたらまた、別の声が遮ったんだ。
…彼女、かな。
なんとなくちょっと嫌だな、なんて思っちゃったりして。
智〈ちょ、真奈美！待ってもう少し！Aごめんね、なに？〉
「あ、ううん。特になにも。智くん今外なの？大丈夫？」
智〈あー今新歓なの(笑)暇だから抜けてきちゃった(笑)〉
なーんだ、って笑うと
なんだってなんだよ！、って笑う相変わらずのお気楽様。
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智〈じゃあ、呼ばれたからそろそろ俺切るわ。先輩に怒られちゃう(笑)〉
「もう！ちゃんとしてよ(笑)」
智〈お前は母ちゃんかっての(笑)〉
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変わらず２人で笑いながら電話を切ると、智くんの言葉が浮かんでくる。
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"俺が連れてってやるね"
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カレンダーをチラッと見ると２週間後の日曜日につけられた青丸と、"練習試合"という文字。
「まずはここから…と」
勝つ！！
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みい(プロフ) - ゆかりさん» ゆかりさん、ありがとうございます！ なるべく早くサクサクとお届けしたいと思ってます…( ；∀；)お付き合いのほどよろしくお願いします◎(^^) (2016年9月29日 20時) (
レス) id: 77e9583d07 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - いい小説ですね続きをお願いします (2016年9月29日 13時) (レス) id: 82e7161b7d (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - どさんこさん» どさんこさんこんばんは！ 翔さんやってきましたよーー！(`°ω°´)=ﾉ なぜか潤くんもスタメン起用されることになりいよいよ試合が始まります(^^) 関邪仁のシーンは完全おふざけです（笑）キャンジャニでもだすか？と迷ったんですがやっぱりそこはマツコちゃんで（笑） (2016年9月23日 18時) (レス) id: 77e9583d07 (このIDを非表示/違反報告)
どさんこ(プロフ) - 翔さんきたきたきたーー！笑 ヒーローは遅れて来るってやつですね＊来ると信じてました！！サッカーする翔さん想像したら格好いいです☆マツコマネージャーにツボってました（笑） (2016年9月22日 23時) (レス) id: 4b4ca81c6c (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - どさんこさん» どさんこさん、ありがとうございます(o´` o) わわわ！他の方とはあまり被らないようにしているつもりなのですごく嬉しいです…！( ；∀；) 翔くんはこれくらいアメとムチを使い分けてほしいです（笑） (2016年9月19日 22時) (レス) id: 77e9583d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2016年7月23日 23時
