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唐突な訪問 ページ46

慧人「え、その連絡いつ来たんですか!?」

世界「ん〜、一週間前かな?」

黎弥「いや早く言ってくださいよ!!」

大樹「それにしても・・・本部からの視察来るの遅くないか?」

勇征「最近物騒な事件が立て続けに起きていて、その処理に忙しいって言ってましたよ」

堀夏「・・・もしかして、“あの事件”と同じ手口のやつか?」

颯太「ええ、ここ数日また増えてきていて・・・」



“事件”という不穏な単語が聞こえ、私は近くにいる澤さんに小声で聞いてみる。



「澤さん、事件って何かあったんですか?」

澤夏「え?・・・あー、Aは、知らない方がいいと思うよ」

「え、どうして・・・」

?「いや〜相変わらずFANTASTICSは賑やかだね〜」

「わああああ!?」



突然背後から聞こえた声にびっくりした私は、思わず澤さんの後ろに隠れる。



「ひぇぇ・・・」

?「わ、驚かせてごめん!大丈夫?」

澤夏「・・・亜嵐さん、急に背後に立つのはやめてください。Aが怖がっているじゃないですか」

「!」



澤さんが呆れながら呼んだ名前に顔を上げると、爽やかな笑顔を浮かべているその人と目が合う。



「白濱亜嵐さん・・・!?」

亜嵐「おー、僕の名前を知ってるってことは向こうの世界でも僕がいるのかな?」

「えっ、なんでそれを・・・」



知ってるんですかと言おうとした時、他のメンバーが先輩である亜嵐さんがいることに気づいたのか、慌て始めた。



勇征「っ!?亜嵐さんいつからそこに・・・!」

亜嵐「んー、そこの2人がAちゃんを取り合ってるところからかな」

「もう既に入って来てたんですか!?」

颯太「・・・亜嵐さん、能力で入ってくるのやめてください。侵入者だと思うんで」

亜嵐「ごめんごめん、噂の渡航者がどんな子か気になっちゃって」

?「そうだとしても、急にその子の背後に立つのは無しでしょ。亜嵐くんせっかち過ぎだよ」

「えっ?」



亜嵐さんとはまた違う声が聞こえたその時、部屋のドアが開かれ、長身で細身の男の人が入って来た。

視察→←変化



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作品ジャンル:ファンタジー
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菜の花 - えむさん» コメントありがとうございます。この作品が大好きだと言ってもらえてとても嬉しいですし、ワクワクして頂けてるようで何よりです^_^これからも更新できるように頑張っていきます! (2021年7月13日 12時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 突然のコメント失礼します。このお話大好きすぎて何回も読み返して、更新される度に次どうなっちゃうの〜!?とワクワクしています!これからも作者様のペースで更新していってください!楽しみに待っています(≧ω≦。) (2021年7月12日 7時) (レス) id: 5a5f8a5707 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花 - 童磨さん» そうですね・・・。今のところはほのぼのとした展開が続きますが、敵対グループや戦闘シーンはまだ先になりそうです・・・。一応急ピッチで更新しますのでもうしばらくお待ちください・・・! (2021年6月27日 17時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
童磨(プロフ) - いつ頃に戦闘シーンや敵対グループ出てきますか? (2021年6月27日 11時) (レス) id: ce28b5a547 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 菜の花さん» 全然作者様のペースで大丈夫ですよー!気長に読みたい派なので笑能力や吸血衝動など豊富な設定もあって何回読みなおしても面白いです! (2021年6月27日 0時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竜の騎士 | 作成日時:2021年6月16日 0時

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