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2度目の命の危機(?) ページ35

慧人「Aっ・・・!」

勇征「っ・・・」



勢いよく開かれたドアから現れたのは慧人さんと勇征さんだった。2人の目には何故か涙が浮かんでいる。



「あ、慧人さんと勇征さ___」

慧人「Aーーー!!」

勇征「やっと起きたのか・・・!」

「ぐぇっ・・・!」



名前を呼んだ瞬間、2人はものすごい勢いで私に抱きついた。その力が強すぎたせいで、思わず蛙が潰れたような声が出る。



黎弥「ッ!おい勇征!筋肉バカのお前が抱きついたらAが潰れる!あと慧人、Aの首締めてどうすんだ!」

慧人「よかったぁぁぁ・・・!」

勇征「マジで心配したんだから・・・!」

黎弥「話聞けよ!!つーか離れろ!!」



そう言いながら黎弥さんは2人を引き離そうとするも、腕ががっちりホールドされているので中々外れない。待って、死ぬ死ぬ・・・!



颯太「・・・何してんの」



するといつの間にか現れた颯太さんが呆れた表情でこのカオスな修羅場(?)を見ていた。



黎弥「あ、颯太!頼む、この2人をどうにかしてくれ!」

颯太「ああ、なるほど・・・、全く、この2人は世話が焼けますね」

「は、早く助けて・・・!」



そんなこんなで私の救出作業が始まって数分後・・・。



黎弥「はぁ、はぁ・・・、やっと離れた・・・」

颯太「A、大丈夫?」

「ケホッ、ケホッ・・・、な、なんとか・・・」



ようやく慧人さんと勇征さんから解放された私は息ができるほどまで回復した。ちなみに慧人さんと勇征さんは黎弥さんにボコボコにされて床で伸びている。



颯太「びっくりしたよ。様子を見に来たら2人がAに抱きついてるから」

「颯太さんのおかげで助かりました。三途の川渡りかけましたけど・・・」

黎弥「それ死んでるじゃねーか・・・。助かった後に死にかけるとか勘弁してくれ・・・」



確かに・・・。黎弥さんの言葉に苦笑を洩らしていると___



大樹「え、何この状況」



慧人さんと勇征さんが倒れている状況に呆気に取られている大樹さんが立っていた。

ごめん→←目が覚めた



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菜の花 - えむさん» コメントありがとうございます。この作品が大好きだと言ってもらえてとても嬉しいですし、ワクワクして頂けてるようで何よりです^_^これからも更新できるように頑張っていきます! (2021年7月13日 12時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 突然のコメント失礼します。このお話大好きすぎて何回も読み返して、更新される度に次どうなっちゃうの〜!?とワクワクしています!これからも作者様のペースで更新していってください!楽しみに待っています(≧ω≦。) (2021年7月12日 7時) (レス) id: 5a5f8a5707 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花 - 童磨さん» そうですね・・・。今のところはほのぼのとした展開が続きますが、敵対グループや戦闘シーンはまだ先になりそうです・・・。一応急ピッチで更新しますのでもうしばらくお待ちください・・・! (2021年6月27日 17時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
童磨(プロフ) - いつ頃に戦闘シーンや敵対グループ出てきますか? (2021年6月27日 11時) (レス) id: ce28b5a547 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 菜の花さん» 全然作者様のペースで大丈夫ですよー!気長に読みたい派なので笑能力や吸血衝動など豊富な設定もあって何回読みなおしても面白いです! (2021年6月27日 0時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:竜の騎士 | 作成日時:2021年6月16日 0時

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