メンバーの名前 ページ12
＊このページでは中尾翔太さんの話が出てきます。
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私と颯太さんは食事が用意されているというリビングに向かっていた。とても大きい屋敷でリビングに続いている廊下もとてつもなく長かったので、私たちはそのに辿り着くまでいろいろなことを話していた。
「すみません、私もご馳走になって･･･」
颯太「構わないよ。澤夏くんのことだから結構な種類の料理作ってそうだし。Aの口に合うか分からないけど･･･」
「いえ、澤さんの作った料理食べてみたかったので嬉しいです！･･･さっきから思ってたんですけど、吸血鬼もご飯を食べるんですか？」
颯太「普通に食べるよ？そこら辺は人間と変わらないからね。流石に血は定期的に飲まないといけないけど」
「へぇ、そうなんですか」
てっきり吸血鬼って言うから血しか飲まないと思ってたけど、そういう訳ではないらしい。
颯太「･･･AがいたところでもFANTASTICSというグループがあったんだよね？」
「あ、はい。そうですけど･･･」
颯太「そこには･･･、僕と慧人たちの他にも誰かいたりするの？」
颯太さんは向こうのFANTASTICSが気になるのだろうか？わざわざ隠す必要がないので、私は向こうのメンバーの名前を順に挙げていくことにした。
「そうですよ。FANTASTICSのリーダーの世界さんと佐藤大樹さんに、堀夏喜さんもいます」
後は、確か･･･。
「中尾翔太さんという人もいました」
颯太「っ！」
すると翔太さんの名前を挙げた瞬間、颯太さんが驚いたように目を見開く。
颯太「･･･その世界の翔太くんは元気なの？」
「いえ･･･。残念ながら数年前に病気で亡くなってしまって･･･」
颯太「そっか･･･」
悲しそうに俯いた颯太さんを見て、胸がチクリと痛む。正直、私は翔太さんについてほとんど知らない。メンバーのブログなどで名前は知ってたけど、私がFANTASTICSを知って好きになった時はもう既に亡くなっていたから･･･。
颯太「ごめんね･･･。突然こんなこと聞いて･･･」
「大丈夫ですけど･･･。でも、何故この話を･･･？」
そう言うと、颯太さんは真っ直ぐに私の目を見つめる。
颯太「Aに、知っておいて欲しいことがあるんだ」
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菜の花 - えむさん» コメントありがとうございます。この作品が大好きだと言ってもらえてとても嬉しいですし、ワクワクして頂けてるようで何よりです^_^これからも更新できるように頑張っていきます！ (2021年7月13日 12時) (
レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
えむ - 突然のコメント失礼します。このお話大好きすぎて何回も読み返して、更新される度に次どうなっちゃうの〜！？とワクワクしています！これからも作者様のペースで更新していってください！楽しみに待っています(≧ω≦。) (2021年7月12日 7時) (レス) id: 5a5f8a5707 (このIDを非表示/違反報告)
菜の花 - 童磨さん» そうですね･･･。今のところはほのぼのとした展開が続きますが、敵対グループや戦闘シーンはまだ先になりそうです･･･。一応急ピッチで更新しますのでもうしばらくお待ちください･･･！ (2021年6月27日 17時) (レス) id: 796a1a3707 (このIDを非表示/違反報告)
童磨(プロフ) - いつ頃に戦闘シーンや敵対グループ出てきますか？ (2021年6月27日 11時) (レス) id: ce28b5a547 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - 菜の花さん» 全然作者様のペースで大丈夫ですよー！気長に読みたい派なので笑能力や吸血衝動など豊富な設定もあって何回読みなおしても面白いです！ (2021年6月27日 0時) (レス) id: c818120593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜の騎士 | 作成日時：2021年6月16日 0時
