阻止そのさん ページ3
sideA
「いやはや、お騒がせしてすまないね」
「まったくだよ…」
とりあえず二人とも落ち着いて！とクマに言われたので私は手を頭の上にあげ、彼は刀を鞘に納めた
何者か…という質問をされていたっけな
「遅ればせながら、私はA
自 殺をしながら世界を渡り歩いている者だ
無論、全て失敗しているが」
「生命力化け者じゃん」
「ゴキブリとよく言われるよ」
生きたくて生き残っているわけではないのだけれどね
「で、君達は何者なんだい
私は名乗ったのだから、そちらも名乗るのが筋だろう？」
そう言うとクマの濃い男…クマ男でいいや
クマ男は口を開いた
「おれ達はハートの海賊団
船長のトラファルガー・ローだ
水中からお前を救出し、治療した
自 殺の邪魔して悪かったな」
まったくだよ
今日はいい日だったからいよいよ死ねると思ったのに
「なるほど、クマ男君はトラファルガー君なのか」
「おい何だそのクマ男って」
「トラファルガー君って長いなぁ…ロー君でいっか」
「人の話を聞け」
＿＿＿＿＿＿＿＿
「さっき入水を邪魔したことに対して謝られたけど、人に迷惑をかけない清くクリーンな自 殺が私の信条、
それなのに君達に迷惑をかけた
これは私の落ち度、何か謝罪をさせてくれ」
「別にいい
恩をきせるつもりもねぇから次の島で降りてくれ」
あれその言い方
ちょっと待ってくれまさか
「もう島出ちゃったのかい！？」
「ちょうど二時間前ぐらいに出航したよ！」
「ありがとう白クマ君」
白い毛並みはもふもふそうだ
もふらせてくれないかなぁ…
「島に何か用事でもあったのか？」
「いやぁ、恋人を盗られたと言い掛かりを付けられてね、夜道に気を付けろと言われたばかりなんだよ」
「お前それ大丈夫なの？」
リンさんは島に来た初日に運び込まれた病院の看護婦だった
大層な美人で何度か心中に誘ったが全て断られてしまってね…
そして、その恋人…私を刺そうとしている男だが、ヤンヘラ気質らしく、嫉妬深いそうだ
リンさんと私の距離が近いことに腹を立て…
それだけならまだよかったのだが私が彼女を口説いているところを見られてしまい命を狙われる事となった
「だからきちんとお話してから別の場所に向かいたかったのだけれど…まぁ彼はリンさんにとても甘いそうだから心配いらないかな」
「もしかして何度か経験したりしてる？」
「御名答だよイッカクさん！
心中しませんか！！」
「やだ」
嫌がる姿も素敵だ…
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ハオリ(プロフ) - お久し振りです。また読んで頂けて嬉しいです〜！アイカはこの話だけのモブキャラ(にしたい)。うちの夢主見るからにメンヘラホイホイなので参戦して頂きました。いつか再登場する可能性もミリ… (6月23日 21時) (
レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - 久し振りに私も、戻ってきたよ！アイカ？ONE PIECEキャラですｶ? (6月23日 20時) (レス) @page9 id: b5175e4557 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» 「おや！私と心中を希望かい！！嬉しいねぇ、それじゃあ早速…あ、ロー君。……逃げようか！！」「コアラさん美しいよねぇ…何度か心中を申し込んでいるんだけれど断られてね…あーサボ君が羨ましい」 (5月25日 17時) (レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - あっ、では私喜んで一緒に入水しましょ〜ダメなら私コアラのところまで浮気しますよ！ (5月25日 1時) (レス) @page8 id: 94a3032682 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» もしヤベェ薬を飲んでも多分その日のうちに目覚めます。こいつはとんでもねぇ化け物だ。OD自殺を企てても大抵薬が効かないせいで未遂に終わります。入水等は運の良さ(悪さ)と生命力が相まっての結果ですね。 (5月19日 23時) (レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハオリ | 作成日時：2023年4月6日 6時
