ツンデレが四つ ページ5
sideA
「何か質問はあるか？」
「いや特には」
そもそも私医療知識ないし
何ならエース達の状態の方が気になるんだけど
トラファルガーが持ってきたお茶を啜る
少しの沈黙
「…なぁ」
それを破ったのはトラファルガーだった
「お前の能力はキリキリの実だよな？」
「…なんで知ってんの」
「火拳屋が言ってた」
あいつ後でシメよ
「敵に手の内を明かすが嫌なのは分かる
だが聞きたいんだ
お前、能力が覚醒してるだろ」
流石にびっくりした
こいつ…
「何故分かった？」
「キリキリの実は触れたものを切り刻む能力
だがあの時お前はあの剣に触れていなかった
お前があれに触れていたのは火拳が解放される前だけだ」
「それが覚醒後の力だと？」
「そうだ」
どんな視力と観察能力してんのこの人怖い
「それで？何が聞きたいの？」
「…実は」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「っていうこと、OK?」
「ああ、礼を言う」
「治療のお礼だ、これで貸し借り無しね」
トラファルガーとの話を終え、一息ついたとき
ふと、思い出す
エースを救えなかった、最悪の未来を
あったかもしれないifだということ、
分かっているつもりだ
だからこそ、怖い
もし間に合って無かったら？
もし失敗していたら？
エースはこの世にいなかった
失いたくなかったから、走った
海軍大将という圧倒的な実力者
今思うと何故動けたんだろう
赤犬を前にして、啖呵切ってやりあった
自分はどうでもよかった
ただ、守りたかった
大切な船長と、大好きな人を
『海賊王の、鬼の血を引くやつを、何故庇う！！』
赤犬はそう言った
『だからなんだ』
でも、そんなのどうでもいいでしょ？
『エースは、私の大好きなエースだよ』
どれだけ世界が変わろうと、エースがエースであることに変わりないんだから
私はエースが大好きだ
エースという一人の人間を愛してる
父親がどうとか、そんなんどうでもいいんだよ
「そういやお前、
火拳屋に公開告白してたよな」
口に含んでいたお茶を吹き出した
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作品の話数を間違えるというアホプレイをかましてしまったため、修正させていただきました
自分で「4話どこいった？？？」ってなってました
頂上戦争の話はいつかする
多分
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ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» 二次創作の産物だと分かってはいるんですけど愛しいんですよねブラコンASL…。例の「歯が立たなかった」発言が本当に詐欺に思えてきました… (6月2日 13時) (
レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - ブラコン兄ズ私も大好きです。夢主強よ (6月1日 23時) (レス) @page26 id: 94a3032682 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» この作品の2年後エースは白ひげ残党の立場です。今回の話はif世界の扱いなのでしっかり時空が歪んでいますが原作に沿う場合は修行後マルコと合流し、ワノ国に向かいます。ちなみにキスの日の話においてはマルコとデュースの協力によって何故かハートに乗っています。 (5月25日 18時) (レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - エースって今どこの船に乗ってるんですか？夢主はサニーかな？ (5月25日 1時) (レス) @page25 id: 94a3032682 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» 20〜22夢主ちゃんはちょっとだけ大人なので分かりやすく敵対心剥き出しにはしないです(多分)ガープじいちゃんやコビメッポとの遭遇で“良い海軍”の存在を久々に感じますが頂上戦争でぷっつんします。エースの敵は私の敵判定。重い。周りに愛されるカップルが大好きです (5月16日 23時) (レス) id: f99b8edac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハオリ | 作成日時：2023年3月31日 18時
