ツンデレが十三 ページ15
sideエース
「何の説明も無しにごめんね
私はA、この美容室の店主をしてる」
よろしく、と言って手を差し出すA
差し出された手を包む
「おれはエース
よろしくな
とりあえず聞いてもいいか？」
名前、やっと聞けた
「何？」
「何でデュースがここに？」
「まずそれからか
端的に言うとうちのお客だから」
当たり前だろと言うような態度のA
それにうなずくデュース
聞けば、おれが飯〜！と飛び出していったのを見て、追い付くことを早々に諦め、街中を歩いていたデュース
その途中見つけたのが、東の海でも腕がいいと評判なここ、美容室「
せっかくなら…と訪れた先で出会ったのがAだった
歳が近いこともあるのか中々に気があった二人
そろそろおれを回収したいと思ったデュースだが、
髪にもいろいろあるらしくAにしばらく放置を言い渡され、
その代わりにおれを迎えに来たらしい
短時間でそこまで打ち解けるあたり滅茶苦茶に相性がよかったんだろう
…いや、嫉妬はしてない
多分
「あ、エース
おれ達今日ここに泊まらせて貰えることになったぜ」
「何でそんなに仲良くなってんだよお前ら」
こんなん嫉妬しねぇ方がおかしいぞ
普通初対面の奴(異性二人)を家に泊めるか？？？？
なんなんだお人好しなのかお前そういうとこも好きだ
「いいのか、A」
「ああ構わないよ？
ただ……」
そう言って口ごもるAは、自分の背後にある扉に目を向けた
「どうし……」
そこまで言ってかき消された言葉
扉を開いたときに出たであろう大きな衝撃音
「仕事ほったらかしてなにやってんだいA！！！」
「げぇ」
「母親に向かってなんだいその顔は！」
出てきたのは背の低いばあさん
見たところ70くらいか？
ばあさんを見てやべ、みたいな顔をするA
見たことない顔
会ったばっかだから当たり前か
「今日はもう店閉めたんだけど…」
「だからなんだい！掃除や道具の手入れ、点検
やることはまだまだあるんだよ馬鹿娘！」
「はぁ！？誰が馬鹿だ昨日塩と砂糖間違えて入れてた癖に！！」
「あれは場所を変えたお前が悪いんだろうが！」
「ちゃんとシール貼ってあったでしょ」
「まぁまぁ落ち着けA」
「Aの母さんも落ち着けよ…」
「「誰が馬鹿だ！！」」
「言ってねぇよ」
この親子、似た者同士だな
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ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» 二次創作の産物だと分かってはいるんですけど愛しいんですよねブラコンASL…。例の「歯が立たなかった」発言が本当に詐欺に思えてきました… (6月2日 13時) (
レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - ブラコン兄ズ私も大好きです。夢主強よ (6月1日 23時) (レス) @page26 id: 94a3032682 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» この作品の2年後エースは白ひげ残党の立場です。今回の話はif世界の扱いなのでしっかり時空が歪んでいますが原作に沿う場合は修行後マルコと合流し、ワノ国に向かいます。ちなみにキスの日の話においてはマルコとデュースの協力によって何故かハートに乗っています。 (5月25日 18時) (レス) id: 63fc1d629d (このIDを非表示/違反報告)
夜叉 - エースって今どこの船に乗ってるんですか？夢主はサニーかな？ (5月25日 1時) (レス) @page25 id: 94a3032682 (このIDを非表示/違反報告)
ハオリ(プロフ) - 夜叉さん» 20〜22夢主ちゃんはちょっとだけ大人なので分かりやすく敵対心剥き出しにはしないです(多分)ガープじいちゃんやコビメッポとの遭遇で“良い海軍”の存在を久々に感じますが頂上戦争でぷっつんします。エースの敵は私の敵判定。重い。周りに愛されるカップルが大好きです (5月16日 23時) (レス) id: f99b8edac6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハオリ | 作成日時：2023年3月31日 18時
