【ヴィランズ】 Who is an enemy？―第二幕― (ページ12)

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JH「レオ！もう大丈夫なの！？」

『おう...頭いてぇけど。それよりもジョー。』

急に名前呼びになったことにみんなが息を吞む。

が、めんどくさいから俺は無視。

『俺ドレス持ってねーんだけど...ヴァネッサ様ドレス送ってくん無かったんだけど』

EF「は？去年のは？」

『秒で捨てたわ。』

頭を抱えたエイトフット。

正直魔法は使いたくない。

体力が持たねぇ。

MD「...クルエラ様に相談しようか？」

耳を垂らしながら上目遣いで寄り添ってくる。

俺はそれを撫でながらジョーを見た。

EF「..........いや、俺がどうにかする。」

うなりながら仕事の山を片付け始める。

..........なんだか懐かしく見える。

俺はその隣に座った。

EF「...なんだよ」

『いや、別に？』

上から紙を一枚取り、胸ポケットに挿していた万年筆で書き始める。

...流れ作業なうえめんどくさいものばっかりだな。

EF「レオ、どうしたんだよ。」

『...これが終わらないと俺が契約とれないんだよ。さ、早く終わらしちまおう。』

にしても本当にめんどくせえな。