明日私は消えるかも [BTS]

おやすみとおはよう。 ページ44

*SGside

色々構われていると、だんだんリルが眠そうになってきた。

JN「リルちゃん、歯磨きしたら寝ようね。」

ﾘﾙ「うん、わかった〜。おんま〜なんで生まれたてのお馬さんみたいなの？」

JN「ちょっと、大人の都合がね！」

ﾘﾙ「リルバックにハブラシあるよ。みがけるの！」エヘン

BTS「お〜。リルちゃんすごいね！」

んふふ〜と嬉しそうに洗面所へ向かったリル。

SG「俺、心配だからついてくわ。」

案の定、歯みがき粉を出しすぎだし蛇口MAXで水跳ね散らかしてるわ…

SG「俺も一緒に磨くから。お手本な。」

ﾘﾙ「んんっん！(わかった)」

まずは今口のなかにあるのを吐き出させ、うがい。
その後にリルのハブラシにも歯みがき粉をつけてやって。

つーか、鏡にうつる光景がシュール過ぎんだけどウケるわ。

歯磨きが終わったら、寝る前の薬だな。

ベッドに入ってから飲ませたほうがふらつかないだろう。
確かあの睡眠導入剤は効きが早いはずだ。

SG「リル〜先にリビング行ってるからトイル済ませてからこいよ。」

いざリビング。

SG「リルが誰と寝るかだけど…」

TH「ライオンさんと一緒に寝る！」

JN「いやいや、今こそおんまでしょ？」

SG「ジニヒョン、俺と同室じゃね？テヒョンアはまた今度な。」

テヒョンは拗ねてジミンにからまりはじめた。

SG「俺が話したいのは薬の管理。あと、もし発作が起きた時の対応が出来るかだ。」

メンバーはしっかり話を聞いてくれたが、まだ受け入れなれてはいないだろうな。

ﾘﾙ「どしたの？こわいはなし…？」

俺はリルをソファに座らせてゆっくり説明した。

SG「リル、俺と一緒に寝るのイヤか？」

ﾘﾙ「んーん。ゆんくんならいいよ。」

SG「ん。じゃあベッドで寝る前の薬ちゃんと飲んでから寝ような。あと、少しでも怖くなったり、からだが変な感じしたら俺に教えるんだぞ？」

ﾘﾙ「むん。わかった！大丈夫！」

薬と水のペットボトル持ってっと。

SG「すみませんジニヒョン。先に失礼します。お前らも静かにしてろよ。」

JN「おやすみユンギヤ。必要ならすぐにヒョンのこと起こしなさい。リルちゃんもおやすみなさい☆」

ﾘﾙ「みんなおやすみなさい☆」

やっぱりあの人はヒョンだな。マンネ化してきているが気になるけど。

リルとベッドに入り薬を飲ませると、案の定すぐに眠った。

作業の疲れが溜まっていたのか俺も寝落ちしてしまった。

次に目が覚めたのは、ギャーッと言う叫び声が宿舎に響き渡ったときだった。

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