明日私は消えるかも [BTS]

お風呂のまえに。 ページ39

*SGside

一緒に風呂ってマジかよく。
後で騒がれると面倒くせぇな。
下心なくてもセクハラとか言われたら終わりだろ。

ﾘﾙ「は〜や〜く〜！」
やけにリルが急かして引っ張ってくるな。

あ、もしかして。

SG「わかったから。入るけど、お湯ためないと駄目だろ。あと、リル。なにかしなきゃなんねぇこと、隠してねぇ？」

ﾘﾙ「なっないよ〜？」

SG「ん〜？じゃあバック見ても良いよな。」ニヤリ

ﾘﾙ「ダメ〜！」

やっぱりか。

JM「ユンギヒョン、女のコのバックはダメですよっ。」

ユンギはリルより早くバックを取り、中を確認した。

JM「ヒョンってば！ダメなのに！」

止めようとするジミンを無視して取り出したのは。

SG「ほら、やっぱり隠してたな。リル。」

ユンギの手には薬と説明書のようなもの。

ﾘﾙJM「あっ…」

SG「飲みたくなくてもな、頑張って飲まないとお前と他の皆が辛くなるんだぞ？THUBAKIもな。」

ﾘﾙ「だって…へんなコだって、きらわれたくなかったんだもん。ここだとかくれて飲めない…」

SG「コイツらは、そんな事でリルを嫌いにならねぇよ。それにな、俺もリルと同じやつ飲んでたぞ？今は時々だけどな。寝る前のやつ以外はいま飲まないとな？」

ﾘﾙ「うん。ごめんなさい。」

SG「よし、俺も勝手にごめんな。」

ユンギがリルをぎゅっと抱っこしてソファに座り、テヒョンに水を持ってきてもらう。

TH「はい、リルちゃん♪ペットボトルの蓋は開けといたよ〜ん。」

ﾘﾙ「ありがとうテテ。」

TH「ん〜うん。リルちゃん、あのね、テテは、よくワケわからないって言われるんだ。変なやつとか頭おかしいじゃないかって嗤われたりする。リルもテテのこと、イヤ？」

ﾘﾙ「だいだい好きだよ。テテ。」

TH「イヒヒッ、テテもリルがだいだい好き。」

ユンギは微笑ましく思いながら、薬の準備をした。

まずは今飲むヤツ。
抗うつ剤と安定剤、胃腸薬もあんのか。

後は寝る前の睡眠薬三種類と発作が起きた時の薬と頭痛薬か。よしっと。

SG「リル、薬のもうな。一応確認してくれないか？」

ﾘﾙ「大丈夫。あってるよ！」
リルは薬を口に放り込むと、テテから受け取った水をごくごく飲む。

SG「よく頑張ったな。」
リルの頭を撫でる。

SG「なぁ、リル。薬を飲むことは悪い事でも後ろめたい事でもないんだ。バカにしたり嗤うヤツがいたら、このゆんくんがやっつけてやるからな？」

ユンギとリルは、にひっと笑った。

さて、風呂行くかな。

ゆんくん、お風呂で爺になる。→←ジンおんまの試練。

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