シロクマとなつかれるSG。 ページ26
*SGside
しばらくTHUBAKIの寝顔を見ながら頭を撫でていた。
なんでいきなり違う人間みたいになったのか。
目つきや威圧感まで違っていた。
あの薬は、俺が前まで飲んでいたやつだ 。
しかも俺より摂取量が多い。
SG「なぁ、お前はどんな人間なんだ。目が覚めたら教えてくれんのか?また独りで抱え込むのかよ…ん?」
話しかけながら撫でていると、遠慮がちなノックが聞こえた。
ドアを開けるとPD…に似た白衣のオッサンが、ふわふわ笑いながら入ってきた。
すぐに点滴の準備を整える。
PD「準備終わった〜?」
今度は本物のPDが入ってきた。
俺が戸惑っているど、白衣のPDもどき?から挨拶をされた。
シロ「始めまして、ユンギくん。僕は双子の弟のパク・ウニョクです。THUBAKIさんの主治医のシロクマ先生です。」
お?情報量が多くて訳わかんねー(白目)
シロ「ユンギくん。とにかく君の措置は完璧だった。素晴らしいよ。一番驚いたのは、THUBAKIさんが素直に君の言うことを聞いて暴れなかった事かな。」
すごいね〜と言われながら握手した手をぶんぶん振られる。
マジでめんどくせぇ〜っ!
「ん〜?シロクマさんががふたりだぁ」
シロ「お、起きたね。う〜む、リルちゃんかな。」
リル「せいかい!でもなんでシロクマさんぶんれつしてるの?」
シロ「あぁ、びっくりさせてごめんね。こっちのシロクマさんは僕のおにいちゃん。THUBAKIさんがお世話になるひとだよ。挨拶できるかな?」
リル「はい!はじめまして、おなまえはリルです。よろしくおねがいちます。」
PD「こちらこそ、よろしくね。」
リル「うん。いいよ!…つばきちゃんのこと、いじめないよね…?」
PD「もちろんだよ。」
なんだよこれ。まるで幼児相手の会話だろうが。
THUBAKIは成人してんだろ。
薬の副作用な訳がない。
それは俺がよく知ってる。
そろそろ点滴を始めるようだ。
やっと解放される!作業できる!
リル「あのお兄ちゃんが一緒でなきゃヤッ」
おう、膝から崩れ落ちちまった、その言葉の破壊力になっ!
シロ「珍しいことだね、誰かになつくなんて。やっぱりユンギくん素晴らしい!」
リル「あとね、おのどかわいた!シロクマさんのおにいちゃん。リル、タルギウユのみたいな〜?」
PD「わかった。すぐに買ってくるから点滴かんばれる?」
リル「うん!リルいいこだもん。おにいちゃんがいてくれたら平気」ニコー☆
あれ?俺、さらっと巻き込まれてねぇ?
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本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 良かったっす!!!!!「何言ってんだこいつ」と思われるのを覚悟していたので嬉しいですwwwけ、けけけ結婚!!!?私で良ければ!!!!!まったりしとるんですねwいえいえこちらこそ!!いつもお話書いてくださりありがとうございます(´∀`) (2021年7月5日 20時) (レス) id: f760c82735 (このIDを非表示/違反報告)
kira rin(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» ナイス考察ありがとうございます!もう好きです結婚しません?(照)大事な会議のときは、まさにそんな感じですよ。人格たちがおしゃべりしているときは大きなテレビがある部屋でまったりしとります。僕自身の人格たちもそんな感じです。いつもありがとうございます! (2021年7月5日 4時) (レス) id: 0447791661 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - 脳内会議のとき、どうしても「エヴァンゲリオン」の会議のシーンが浮かんできて、なんか……好きです(語彙力) (2021年7月4日 9時) (レス) id: 91d6dd1b15 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - こちらこそ! (2021年6月24日 22時) (レス) id: f760c82735 (このIDを非表示/違反報告)
kira rin(プロフ) - 本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好きさん» あたしも、そのにおい好きっす。ふう、取り乱してm(_ _)mあなた様の言葉があたしの糧になります。今、存在してくれてありがと! (2021年6月21日 9時) (レス) id: 0447791661 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kira rin | 作成日時:2021年6月9日 6時