明日私は消えるかも [BTS]

ビッヒと契約？！ ページ11

※ここからは
『』頭のなかの会話
「」実際の会話です

う〜む。

とりあえず目の前の紅茶をいただく。

脳内会議をしながら状況を整理するも、満場一致で、拉致られたって結果しかない。

J『俺がやってやろうか？』

『待って、とりあえず様子をみようよ。』

哲『僕もつばきに賛成だ。立場上、下手には動かないだろう。』

「あの〜…」

ﾊﾟﾝ「ああ、タクシー代だね！今返すよ。」

って、なにジャケットの内ポケットから財布を出してんの？！

忘れたんじゃないの？

ﾊﾟﾝ「はい、THUBAKIさん。」

「ありがとうございま…て、ぇえっ」

ﾊﾟﾝ「イ・ネアさん、とお呼びした方がいいかな。」

「なんで知って」

ﾊﾟﾝ「あのボカロイベント、私が主催者なんだ。まさか探していた君に偶然会えるなんてね、ラッキー ははっ」

マジか。ラッキーって、あたし騙されてつれてこられたんだが。

ﾊﾟﾝ「とりあえず、ここにサインね？衣食住は希望に合わせるし会社が用意するから、あとは作業室は…」

「はい？オジサン何者？さっきから何を言ってんの？」

ﾊﾟﾝ「あれ？君に楽曲提供してもらう話だよ、バンタンに。次のカムバから。わたしは此処の偉い人。」

「…マジか。詐欺じゃないですよね？それに、あたしは今まで誰かに向けた曲を書いたことはありません。売るための音楽の作り方も知りません。無理です。」

失礼します、と言って立ち上がろうとしたとき。

ﾊﾟﾝ「THUBAKIさん。君は彼らに必要なんだ。彼らの花様年華を彩ってくれないだろうか。」

ﾊﾟﾝ「今から彼らが挨拶にくる。きっと君ならなにかを感じるはずだ。その後に
受けるか断るか、答えをくれないか。」

必死なシロクマオジサンにほだされ、彼らを待つことに。

もうすぐせかいがうごきだす

あたしはそんな気がしながら、ノックの音をぼんやり聞いていた。

防弾との気まずいお部屋。→←シロクマ２号。

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