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青side
桃「…う！…う！！」
「んっ…」
桃「…う！…りゅう！！」
どこからか聞こえてくる声
それはまだ幼い望の声で
「のぞむ…？」
桃「ねんねめっ！！おっきして！！」
目を開けると小さな望の姿が
あぁ…これは夢か…
寝る前にちっちゃな望のことを思い出してたからきっと出てきたんや
「望。もう寝る時間やで？」
桃「やぁ…！のんあしょぶの！」
いつもはいい子やのに俺だけにわがままな望
ふふっ、こんな望が俺は大好きやったな
でも枕元に置いてる時計に目を向ければもう夜遅い時間
望のことは寝かせてあげなあかん
うーん…こういうときはどうやって寝かせてたっけ
あ、そっか
「ほな望一人で遊んどき？」
桃「…やっ」
「でも遊びたいんやろ？俺は眠いから寝んで」
桃「やぁ…！りゅうも！りゅうもあしょぶ！」
「俺は寝るの。のん一人で遊んでて」
そう言って目を閉じる
…って言っても軽くやで？
薄ら目を開けて望のことは見とかなあかんから
やないとどっか行っちゃうかもしれんし
桃「やぁ…ﾋｯｸ…のんもっ、のんもねんねしゅる！泣」
「遊ぶんちゃうかったの？」
桃「やぁ！ねんね！ねんねしゅるの！！泣」
「ふはっ笑 ごめんごめん笑 ほらおいで」
俺の予想通り泣き始めた望
グッと手を伸ばして寝ると言い張るから抱っこして横に寝かせる
布団をかけてトントンしてあげたら
桃「りゅう…」
「ん？」
桃「あちた…あしょぶ…？」
「おん。遊ぼうな」
桃「ぶーぶ…ぶーぶしゅる」
「ふふっ、わかったわかった笑」
心地良くなってきたのか徐々に目を閉じていく望
そのまま寝かせるようにリズム良くトントンしていると
桃「すぅ…すぅ…」
隣から聞こえてくる望の寝息
「ふふっ、かわええな。おやすみ、望」
望の寝顔を目に焼き付けたら俺も目を閉じる
夢ってわかっていてもこんなに幸せな気持ちになるんやな
俺にとって望はほんまに大切な存在や
できることなら手放したくない
でも望が家族の元へ帰りたいと言うのなら俺には止めることができへん
望を幸せにする
望の笑顔を守る
俺が親になる時に決めたことやから
望が幸せになるなら俺はどの選択肢になろうと受け入れる準備はできてる
なんてカッコつけたことを今は言わせてほしい
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ついん担 - 最高でした！！泣いちゃいました。笑 ツインが親子なのも最高だし、濱ちゃんとシゲの話も最高でしか無かった(号泣)神ちゃんと桐山くんと淳太くんの話もめっっちゃ好きです！読ませて頂きありがとうございました (7月16日 16時) (
レス) @page23 id: b966689730 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2022年7月29日 21時
