みんなの天使、ひかるくん (ページ34)

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Recital & play 4 ページ34

いよいよ今日は発表会本番です。

紫｢ヤバい緊張してきた。｣
白｢何で辰にぃが緊張するのw｣
桃｢いやでも分かる。ドキドキというかハラハラというか。｣
緑｢ダンスが先？｣
赤｢みたいだね。1部がダンスで2部が演劇ってプログラムには書いてあるけど。｣
黒｢ヤベェ超楽しみ。｣
青｢康二準備出来た？｣
橙｢フラッシュもオフにしたしもうバッチリやで！｣

お兄さん達も準備万端のようです。

保育園の先生の合図で発表会が始まりました。

ボンボンを持って踊っていたりみんなで歌いながら簡単な振り付けのものだったり様々です。

桃｢みんな可愛い～！｣
緑｢照の番はまだかな？｣

と思っていると、照明が暗くなり背中を向けて1人立っているのは

赤｢あれ照じゃない？｣
紫｢え、ソロなの？｣

音楽が流れるとモノトーンの上下にゴールドのラインやスパンコールが入った衣装の照くんが踊り始めます。

黒｢練習してたのと違うね。｣
橙｢まさかのサプライズやん。｣

最後にポーズを決めて踊りきった照くん。
お兄さん達だけではなく周りの父母さんも大盛り上がりです。

青｢照最高じゃん。｣
白｢何あれ、照くん超かっこいい…！｣

先程とは一変して明るい曲が流れると園児達みんなが出てきて一緒に踊って第1部は終了です。

白｢照くん最高だったね！｣
橙｢大にぃどうやった？｣
桃｢え、もうすげぇかっこよかったよ！｣
青｢感想5歳児かよw｣
黒｢それ照くんにちゃんと言ってあげてね。｣
桃｢？うん、もちろん。｣
緑｢なんかあったの？｣
黒｢照くんが大にぃが教えてるとこ見て、自分のダンスもすごいって言って欲しいって。｣
紫｢それでサプライズにしたのか。｣
赤｢それはちゃんと伝えないとね。｣
桃｢照ぅぅぅ！｣

さて、休憩を挟んで第2部の開演です。