検索窓
今日:18 hit、昨日:2 hit、合計:127,574 hit

Before departure ページ10

.




そして時はあっという間に流れ、いよいよAのデビュー日前日を迎えた。

少しでもダンスに磨きをかけようと我武者羅に練習はしていたが、結局今日のこの日まで所属するグループが発表されることは無かった。




11月20日、朝8時。この日はデビュー日前日イベントの為、Aを含むGENERATIONSのメンバー全員で池袋サンシャインへとやって来ていた。




徒歩で会場へ向かう最中もテレビカメラが回っており、自分が芸能人になるんだという自覚が沸沸と湧き出てくる。




『何してるの、笑』

玲於「見たらわかるでしょ、けん玉」



何故かけん玉を持ち歩いている玲於。玲於のカバンが重かった理由が何となくわかった気がする。

そんな二人のやり取りもしっかりとカメラに記録されていた。



龍「ちょお、貸してそれ」



数原くんが玲於のけん玉を奪い取り器用に玉を皿に乗せていく。



『すごっ。』

玲於「プロじゃん。笑」



そして、Aの両脇を囲むように玲於と隼が並んで歩く様子に仲の良さが伺える。
一方、その後ろをメンディーと亜嵐、裕太が続き最後尾には龍友と涼太が、並んで歩いている。





隼「A、明日緊張する?」


『当たり前じゃん』


亜嵐「へえ、意外!なんかAちゃんってクールなイメージだったから緊張とかあんまりしないかと思ってた、」



A達の背後から様子を伺っていたのであろう、白濱亜嵐が声をかけてきた。




玲於「亜嵐くん、こいつがクールとか笑っちゃうからやめてよ。笑」




憎たらしい笑顔でそういう玲於。カメラの前、故に反撃できないのが残念である。




それにしても劇団EXILEから輩出されただけあって、綺麗な顔立ちである。



亜嵐「ん?」


『あ、いや。綺麗な顔だなって思って。すみません。笑』


隼「面食い」



隼に一言そう言われ慌てて否定する。
確かに亜嵐くんはかっこいいと思うが、だからといってそこに恋愛感情が生まれるかと言われたらそうでは無いのだ。




.

>>→←>>



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
216人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於/小森隼 , NAOTO/三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めいこ(プロフ) - のりたまさん» ミスです。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月10日 22時) (レス) id: aeea69314b (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - コメント失礼します。 believe it outではなくてBRAVE IT OUTではないんですか?作中のオリジナルのですか? (2018年8月10日 21時) (レス) id: 0c9cd69501 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めいこ | 作成日時:2018年3月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。