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直己「A、ごめん!俺としたことが」
『いいですよ、別に、笑』
直人「ご迷惑おかけしました・・・大丈夫だった?なんか変なこととか言ってなかった?」
朝、私の家で目が覚めた直己さんたちの唖然とした顔。ちょっと面白かった。
そして、そんな直人さんの言葉に昨晩のことが頭をよぎる。
『何にも!大丈夫です。』
直人「そっか、良かった」
玲於「あのーそろそろ帰りませんか、こいつもゆっくりしたいだろうし」
亜嵐「あ、そうだね。ほんとごめんね。お邪魔しましたー!」
隼「しましたー!」
何だかんだで気を使ってくれるところ。私のことバッチリ分かってるところ。さすがだなと思ったりして、ちょっと見直したかも。
バタバタと身支度をし帰ってく皆を見送って、最後に残ったのは玲於一人。
玄関先でピタリと立ち止まる彼に小首を傾げた。
『何か忘れ物・・・?』
玲於「いや別に。今日の収録、遅れんなよ」
『はいはい、分かってますよ』
玲於「じゃあなチビ」
『玲於だってチビでしょ!』
やっぱり見直してない。ただのクソガキだった。
玲於「ねえ」
『うわお!びっくりした』
帰ろうと背中を向け歩き出したはずの玲於がなぜか戻って来た。
『えっと忘れ物?』
玲於「ないって。笑
これ落ちてたけど、お前宛てのやつ」
玲於が差し出してきた黒い封筒を強引に奪い取ると、玲於は怪訝そうな顔をこちらに向けた。
『ありがとう!じゃあね』
玲於「あ、おい」
バタンとドアを勢いよく閉めて、溜息一つ。
問題は山積みだ。
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めいこ(プロフ) - のりたまさん» ミスです。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月10日 22時) (レス) id: aeea69314b (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - コメント失礼します。 believe it outではなくてBRAVE IT OUTではないんですか?作中のオリジナルのですか? (2018年8月10日 21時) (レス) id: 0c9cd69501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年3月21日 22時