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隼「A、みてみて!隼くんへ♡やって♡」
『んふふ、笑
良かったじゃん』
隼が可愛らしい字で綴られらた便箋を両手に嬉しそうに全員に自慢して回っていた。
Aさんにも来てますよってマネージャーの石井さんに言われ3通程、手紙を受け取った。
シンプルな封筒に入った便箋には先程と同じように可愛らしい字で文章が綴られていた。
"SAKURAちゃんのダンスに一目惚れしました。
ずっとずっと応援しています。頑張って下さい。"
あとの二つにも同じように私への応援の言葉が沢山綴られていて、気づけば目からは涙が零れ落ちていた。
嬉しかった。こんな中途半端な私でも応援してくれる子がいるんだと。
泣いている私を見て玲於はぎょっとした表情で私の顔を覗き込んできた。
『ばかっ、見ないで』
玲於「泣いてんの?お前」
『玲於だって、この前泣いてたじゃん』
玲於「うるさい」
隼「A、メイク落ちちゃうよ」
ってハンカチ差し出してくれた隼の顔を見ると何故だか隼も泣いていた。
なんで泣いてるのよって言ったらわかんないって言いながら私より大号泣。
亜嵐「あーあーどうしたの、この子達は。笑」
『ごめんなさい、笑』
龍友「なあ、思ったんやけどさ、俺達なら絶対最高のメンバーになれるって。そう思わん?」
裕太「なんすか急に。笑」
でもそう思う。って中務君が照れくさそうに言った。
笑い合う皆を見て、私も強くそう思った。
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めいこ(プロフ) - のりたまさん» ミスです。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月10日 22時) (レス) id: aeea69314b (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - コメント失礼します。 believe it outではなくてBRAVE IT OUTではないんですか?作中のオリジナルのですか? (2018年8月10日 21時) (レス) id: 0c9cd69501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年3月21日 22時