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次の日も早いからって早めに切り上げてホテルへと帰った。
隼「龍友くんホテルに女の子連れ込んじゃダメですよ」
龍友「何言っとんねん、せんわ。笑
メンさんこそしないで下さいよ」
メン「しねえよ。笑」
明日はデビューイベントとはまた違った緊張感。
夜、中々寝付くことが出来なかった。
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そして、多少寝不足で迎えた次の日。朝から会場入りし、全体リハーサルと最終確認が行われた。
隼「眠そう」
『そう?』
バンの中で隣に座る隼にそう言われ、ポーチに入っている手鏡を覗いた。
隼「くま出来てる」
『嘘!』
隼「ほんと。これ使って」
って差し出されたホットマスク。
私より女子力あるかもなんて思いながら有難く受け取っておいた。
リハーサル終わってからメイク前に使わせてもらおう。
そして何事もなくリハーサルが終わり、後は本番のみとなった。
普段はおちゃらけてるメンバーも本番の数時間前となると多少なりとも緊張するようで口数も少なくなった。
全体の最終確認をしながらストレッチしていると、マネージャーさんがダンボール箱に入った何かを持って楽屋に入ってきた。
隼「なんすかそれ!」
玲於「なになに、もしかしてファンレター?」
って真っ先に二人はマネージャーさんの持っている箱を覗き込んで言った。
それに続くように皆立ち上がり集まった。
私もイヤホンを外し箱の中身を覗き込むと、色とりどりの封筒に入ったファンレターがダンボールいっぱいに入っていて、なんだか胸が熱くなった。
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めいこ(プロフ) - のりたまさん» ミスです。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月10日 22時) (レス) id: aeea69314b (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - コメント失礼します。 believe it outではなくてBRAVE IT OUTではないんですか?作中のオリジナルのですか? (2018年8月10日 21時) (レス) id: 0c9cd69501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めいこ | 作成日時:2018年3月21日 22時