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イベントが終わり楽屋へと戻る。
始まる前とは違ってげんなりとした表情の私にどこか気まずそうな顔で話しかけてきたのは隼。
隼「お疲れ」
『うん･･･』
隼「元気ないね。笑」
『そりゃね･･･隼知ってた？私のこと』
私がそう聞くと隼は首を横に振った。
なら、知っていたのは少なくともヒロさん含め上層部だけなのか･･･。
とぼとぼとした足取りでメンバーと楽屋に入るとすぐにスタッフさんが大きなケーキを持って楽屋に入ってきた。
「デビューおめでとうございます〜！！」
龍友「うお、すげー」
メン「美味そうー！」
それに続いて入ってきたスタッフさんもまた同じように違うケーキを持っている。
「Aさん、お誕生日おめでとうございますー！」
不思議に思いながら凝視しているとスタッフさんそうは言った。
『あっ！私、今日誕生日だった！』
玲於「は、忘れてたの？」
『うん、すっかり忘れてた』
裕太「普通忘れへんやろ笑」
デビューの事で自分の誕生日なんてすっかりと頭から抜け落ちていた。
そう言われてやっと思い出したわけだけど、誰か教えてくれてもいいのに。
って皆にそう言うと、それじゃサプライズにならないでしょって口を揃えて言われてしまった。
玲於「ほら、やるよ。･･･これから頑張ろうぜ」
『え、いいの？』
玲於「いらないなら返せよ」
『いるいる！いります！』
玲於から貰ったリストバンド。もう帰るだけだけど嬉しくてすぐに腕につけた。
玲於が私に何かくれるなんてレアだし。ほら、くれてもチロルチョコ一個とか、そんな感じ。
『みんなありがとう･･･これからよろしくお願いします』
暗い気持ちになる暇は少しもない。今はただ突っ走っていくだけだ。
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めいこ(プロフ) - のりたまさん» ミスです。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月10日 22時) (
レス) id: aeea69314b (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - コメント失礼します。 believe it outではなくてBRAVE IT OUTではないんですか？作中のオリジナルのですか？ (2018年8月10日 21時) (レス) id: 0c9cd69501 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいこ | 作成日時：2018年3月21日 22時
