検索窓
今日:9 hit、昨日:19 hit、合計:127,584 hit

>> ページ18

.






龍友「改めましてGENERATIONSですー!」





一人一人が一言ずつ挨拶をしていく。
順番に話をしていき玲於の番になった時。




順調に話をしていた玲於が突然に顔を後ろに背け、涙していた。
普段、あんなに生意気で弱みを見せない玲於が。
きっと、色々と思う所があったんだろう。




幼い頃から共に過ごしてきた仲で、彼が人1倍努力しているのは十分すぎるほど知っているのだから。




ダンスの間も、隼の目には涙が零れ落ちそうなほど溜まっていた。皆、この日の為に血のにじむ様な努力をしてきたんだ。




立てなくても立てない人だっている。
ここに立てていることに感謝しなければいけないなと、今日一日で痛いほど感じた。





そして私のMCの番になった時、照明が暗転しスクリーンには"SAKURA GENERATIONS パフォーマー&ボーカル デビュー"とだけ表示された。





客席からは悲鳴と歓声が半々ずつ聞こえ、私の周りにいたメンバーも思わず声を上げて驚いていた。





『え、パフォーマー&ボーカル・・・?』


裕太「・・・Aちゃん。聞いてないん?」




はたまた、私の隣の中務くんが小声で私に耳打ちをした。私はウンウンと2回素早く頷いた。




聞いてない聞いてないよHIROさん!




そりゃないよ!と、ただただ思うだけだった。






その後のMCやパフォーマンスは正直記憶が無いまま過ぎ去っていた。
これからどうしようそればかり、頭はパンク寸前だった。




一先ず東京に帰ったらすぐにHIROさんの元へ直行。これは決定事項だ。




.

>>→←>>



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
216人がお気に入り
設定タグ:GENERATIONS , 佐野玲於/小森隼 , NAOTO/三代目JSoulBrothers   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めいこ(プロフ) - のりたまさん» ミスです。ご指摘ありがとうございます。 (2018年8月10日 22時) (レス) id: aeea69314b (このIDを非表示/違反報告)
のりたま(プロフ) - コメント失礼します。 believe it outではなくてBRAVE IT OUTではないんですか?作中のオリジナルのですか? (2018年8月10日 21時) (レス) id: 0c9cd69501 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めいこ | 作成日時:2018年3月21日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。