思い出が13こ ページ15
abside
ここは…?
暗くて何も見えない
怖い…怖いよ佐久間…
周りを見ながら少しずつ足を進める
「誰かー…?」
コツコツ、と後ろから足音が聞こえた
幽霊は怖くない。怖くない…。
意を決して後ろを振り向くと見慣れたピンク髪が
「さく…」
「ま」が言えなかった、突き飛ばされたからだ。
「っ…、え…?」
sk「気持ち悪い、目障り。」
「さ、さくsk「俺の名前を気安く呼ぶな。」
目に光が入っていない佐久間に恐怖を感じた
「なんで…。」
頬に生暖かいものが伝う
sk「ガチ無理、きも。」
ゴミを見るような目で俺を一瞥したあと
歩いて去っていった
震えながら伸ばした腕は………
無常にも空を切った
_______
「ッ、はぁ…!」
目が覚めると、どこかのベッドに横たわっていた
見覚えのある天井……
ラウールの家だ。
確か、ヤンキーに囚われてて、そこに誰かが来て…
さ、佐久間だ…。
コンコン
ru「あべちゃーん…、起きてる?」
起きているよ、そう言おうとしたがやめた
1人になりたかった、
ru「んー、起きてないか。」ガチャッ
部屋に入ってきたから寝たフリをする
ru「佐久間君…、ずーっと1人で泣いてる。」
胸が痛んだ、俺のせいで泣いてるんだ
ru「阿部ちゃんを守れなかった……、阿部ちゃんの隣失格だ。ってさ。」
違う、俺は守られてばっかだ
佐久間以外、隣に居させたくないよ
ru「阿部ちゃん、ごめんなさい、だって…。」
それだけラウールは言って部屋を出た
「さくま…。」
シンプルな白い部屋に俺の独り言が消えてゆく…。
気付けば、ボロボロと涙が溢れていた
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なとさん(プロフ) - 分かりました。返信ありがとうございます。 (5月12日 15時) (レス) @page13 id: b098b588e8 (このIDを非表示/違反報告)
虹色のしっぽが付いた雪だるまのジャス民は我々だ!(プロフ) - なとさんさん» この文字化けは意図的にしたものです!「作者通りまーす」って所で文字を戻しておりますので、ぜひ見てください! (5月12日 15時) (レス) @page12 id: 779b4574fe (このIDを非表示/違反報告)
なとさん(プロフ) - 報告させて頂きます。お話の題名の思い出が10個のところなんですが多分なのですが文字化けしています。 (5月12日 15時) (レス) id: b098b588e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹色のしっぽが付いた雪だるまのジャス民は我々だ! | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/white07121/
作成日時:2021年7月3日 14時