桃髪ヤンキーと姫(←男)ヤンキー。 【absk】

思い出が12こ ページ14

ruside



俺のパパは医者



佐久間君のお父さんと仲がいいらしく



小さい頃から佐久間君と俺は遊んでいたらしい



俺覚えてないもん！！



で、そういう理由で俺達が怪我した時、パパは治療してくれる



10時前、岩本君からメールが入った



照いつでも佐久間と阿部を受け入れれるようにお父さんに頼んでほしい



「お父さん」というワードが入ったから、てっきり3人で喧嘩しに行ってると思ってたら



違ったようで、家に「ラウっ！！！」と叫びながら入ってきた



佐久間君と阿部ちゃんは思ったより酷い見た目で



あまり喧嘩に慣れていない俺は…怖かった。



阿部ちゃんをパパに引き渡して、お風呂場に着替えを置きに行く



シャワーの音に紛れて何か聞こえた



佐久間君の声だ



sk「ぁ――ゃん―すけれ――ごめ―」



すすり泣くような、苦しそうな声



「1人で抱え込まなくて良いのに…。」



きっと佐久間君には大きい服を置いて



パパの部屋に向かう



ｺﾝｺﾝ



「ぱぱぁ…？」



ru父「どうした？」



「阿部ちゃんは…？」



ru父「あぁ、阿部君は今寝てるよ？入っておいで。」



ｶﾞﾁｬｯ



パパに丁寧に巻かれた包帯の量から



怪我の酷さがわかる



「あべちゃーん…、佐久間君、風呂でジメジメしてキノコになっちゃうよ…？」



「佐久間君、、すっごい苦しそう。」



「早く、起きてね…。」



ru父「ラウールも着替えておいで。」



肩にぽんと優しく手を置いて微笑んだパパに卒倒しかけた(？)





　

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