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第二十一話 過ち side英吉利 ページ21
俺は馬鹿で阿呆だった。
国と人は違う事に早く気付けばこんな事にはならなかっただろう
俺はマリーの近くに居すぎた。
俺はマリーの時間を縛り続けた。愛おしかったマリーは次第に壊れていった。
俺は愛が欲しかったのかもしれない
例えその対象がマリーじゃなくても良かったのかも知れない。
俺は独りなのだから。最初からそんなのは知っていたさ。だが魔がさしてしまった
貪るかのように彼女を食っていた。
生きる意味と価値が違う。
意義が違う。
同じ形をして同じような意思があるのに俺と彼女は違う
人たちは俺達の血肉だ
そうだ、これは罪なこと
国が人を愛するなんて罪なんだ
俺は罪深き国なのだ。
間違えてはいけない人に情を持ってはいけない
第二十二話 愛の形も side英吉利→←第二十話 未練 side英吉利
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作者名:花鏡はパスワードを忘れた x他2人 | 作成日時:2018年7月8日 0時