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第十七話 物語のように side普魯西 ページ17
日本に来る前確かに「そういう」目的でこの国に来たわけでは無い
だが、そういう目的にさせられてしまった
落としたい、俺のにしたい
会っただけだ、声も知らないどんな奴かも知らない
馬鹿だろ
なんて思えた、そりゃ思えたさ。そもそも俺は女が苦手だそんな俺が恋してるんだぜ?
こんなことハンガリーに知られたら馬鹿にされるだろう
「もしも、この私が…まだ貴方と居たいと言ったらどう思います?」
微かに頬を朱色に染まり、チラチラとこちらの様子を伺う
「奇遇だな」
そう答えると
ダンスの時のような
緊張がほぐれたかのように少し微笑んでそれを必死に隠す
その行為が愛おしい
今すぐにも抱きしめたい
今すぐその唇にキスを落としたい
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作者名:花鏡はパスワードを忘れた x他2人 | 作成日時:2018年7月8日 0時