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九話 ページ9

もうすっかり夜になった


きっと今日は来ないだろう。

最近は続け様に私の家へ帰って来てくれていたから少し浮かれていた



会えないと思うほどに胸が痛み、悲しくなっていく

机の上に置かれた手紙に任務ということがわかった


どうか無事でいますように、と窓の奥にある月を見上げ祈る



さてそろそろ寝よう、と蝋燭を消そうとしたときだった




カタ


『!………何?』



窓の方から音がした




砂利を蹴るような音がする
歩いているような音




でも草履のような擦れる音ではなく…





そこまで考えて私は嫌な予感がし部屋の一番奥の押し入れの中、

そしてさらに屋根裏へ登る




着崩れる着物は気にしない




いや、気にできない


きっと外にいるのは、




『………鬼…』





家の周りを物色しているような音がする



カタカタと




『(助けて……!



善逸くん…!)』

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さめしゃち?(プロフ) - あの、続きはどうなんでしょうか??!!!この作品ホント好きです… (5月7日 21時) (レス) @page23 id: 94eab444ed (このIDを非表示/違反報告)
カセロット(プロフ) - カナリアさん» そう言っていただけて限りです(><)ありがとうございます! (2019年11月7日 20時) (レス) id: 3b367a7def (このIDを非表示/違反報告)
カセロット(プロフ) - 煽りんごさん» こんばんは!コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2019年11月7日 20時) (レス) id: 3b367a7def (このIDを非表示/違反報告)
かなもち - ひえええええええ好きです(  ˙-˙  ) (2019年11月2日 3時) (レス) id: 7ed31a6ec9 (このIDを非表示/違反報告)
マヨ - 俺……泣きそうです………。 (2019年10月21日 14時) (レス) id: 2aff4c117d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱちくりぷんぷん丸 | 作成日時:2019年9月6日 19時

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