不登校少女は音駒に通っているけど無気力？だしマネになりたくてもなれませんでした【音駒】

あれ、忘れ物…？ ページ3

二度寝して今は朝の11時
私はベッドからおりて部屋を出る
隣の部屋は研磨の部屋だ

私は階段をおりてリビングに行く
そして指定席に座り
置いてある朝昼兼用ご飯を食べる
テレビなんかをつけながら
遅めの朝食っての？
私は苦手なトマトを隅に置いて
他を食べる
そしてトマト以外を食べ終わり
流し台に置く
そして気づいた、キッチンの机に
研磨が忘れたのであろうお弁当箱…



『…持ってかなきゃ、駄目…だよね』



珍しく熟睡できたからか
頭が冴えていて、行く気になれた

私は階段をのろのろと上がり
自分の部屋で制服に着替える
音駒の制服はセーラーみたいなやつ
中学もセーラーたった私は、ブレザーとか
そう言うのが着たかったが仕方がない
そう思いながら制服を纏う
真新しい制服だった
…最後に制服着たのいつだったっけ？



『…ま、いっかな』



私は研磨の忘れたお弁当を鞄に入れて
階段をおりる
はぁ、階段めんどいぃ…



『…行って、きます』



何も返事は返ってこない
研磨の親は両方共働きだからいない
朝はやく、どっちもいなくなる
帰ってくるのは夜遅く
でも、研磨はいつも隣にいてくれた



『(ちょっと、会いたいな…)』



そう思ってか
少し重かった足どりが軽くなった

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