【歌い手×KZ】預けられた先は… 2

【はっぴーばーすでー】Ver.坂田 ページ36

志麻さんのハピバのやつと続けて読んでね〜

これまた大遅刻、そして人によっては怖いかもしれない！！(2回目)


あれ、そう言えば私よく保存しながら書いてるんだけど更新を通知しないって設定にしてるんだけどもしかして通知行ってたり…？それだとほんとすみまソーリー！！！

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12月4日 夜


彩「明日はさかたんの誕生日だな。前のまーしぃの前夜は……。」



アレは本当に人だったのだろうか。あの転がっていた塊は一体…。



彩「明日も早起きして作るんだから、早く寝なきゃ…」




ずっと嫌な予感がしていた。誕生日の前夜、またあの夢(あの世界)に引き込まれるのではないかと。







そしてそれは的中した。




目の前に映し出された光景、そう、ちょうど前回の続きだ。



叫んでいる私の頭の中は冷静だった。叫んでたら冷静じゃないって？いや、続きだから止められなかったんだよ！！！



そうだ、あの2つの影は………あれ、どこにもない？どうでもいいくだらない事を考えている間にどこに…？




ｻﾗ〜、気づいたら1人に髪を撫でられていた。


？「…なぁ、お前どっから入ってきたん？この家の住民にお前みたいな年齢のやつ居らんで？」


？「ほんまになぁ、それに、この地方の人間ちゃうやろ？その服。ここに住んどるんやったらそんな薄着は出来んはずや。」




黒いスーツに黒いコート、赤と紫に近い青の色違いのネクタイ。特徴的な見るもの全てを虜にするような紫、燃え盛る情熱を表すはずの赤い髪。
嘘だと思いたかった。




？「なんか答えたらどーなん？僕らも暇ちゃうねん。」


？「顔は悪ないなぁ、まぁ、ガキには興味無いけど。」




そんな、そんな……




？「うっわ、まーし、こんなガキに興味あんの？さすがに引くわ…」


？「いやいや待て待て、撤回したやろ？」



彩「さ、かたん…まーしぃ…？」




さ「…は？何で僕の名前知ってんの？？」


し「俺の名前は確かに今さかたが言ったな。でもさかたの名前、愛称は仲間内しか知らんはずや。」




カチャ


さ、し「お前、何者やねん」




2人は怪訝そうに、手に持っていた大きな銃とは違う小型の拳銃を向けてきた。


いつもの優しく愛情たっぷりの温かい目と違う、見る者の心を凍てつかせるような、そんな冷たい2つの視線。


そうだ、あの目は無関心だ。それが何よりも、銃を向けられているのを忘れるほど悲しくて、辛くて…。




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