#I NEED U GIRL (ページ7)

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深夜2時。

みんな騒ぎ疲れて寝てしまった。

「みんな頑張ったもんね。私が片づけするか！」

８人分の食器をキッチンに運び、少しずつ洗っていく。

「それにしてもすごい量だな…」

終わりの見えない片づけに絶望していると

「これどこ入れればいいの」

私が持っていた鍋を後ろからヒョイと取り上げられた。

「SUGAさん…起きたの？…ですか？」

ほとんど言葉を交わしたことがなかったから、変な言葉使いになってしまった。

「プライべートではユンギでいい。ジンヒョンにため口なくせに俺に敬語使うなよ」

そう言いながら私の頭上の棚に鍋を入れる。

「ユンギ…？」

「ん。」

「ユンギオッパ…？」

ちょっとふざけて言ってみると本気のしかめっ面をされた。

「ぞわぞわするからやめろそれは。」

片づけを終えて出ていくユンギは恥ずかしそうに首を掻いた。

こんなに言葉を交わしたのは初めてで、少しうれしい気持ちになって私も後ろをついてキッチンから出た。