#I NEED U GIRL (ページ6)

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収録後、私は彼らの食事会に呼ばれた。

彼らの宿舎でジンの手料理を食べるだけなんだけど、私がこれから住む家でもある。

ナムジュンが「ぜひおいでよ」と誘ってくれて、初めて１位を取ったお祝いをすることになった。

でも私の席はジンとSUGAの間。

まあまあ気まずい。

みんなで小さなテーブルを囲んで、ここ最近格段においしくなったジンの手料理をほおばる。

今日はお祝いの日ということもあって、食卓にはお酒も出ていた。

「A－、グラス空じゃんー、僕がお酒ついであげるー」

テヒョンがテーブルの向かい側からドバドバとお酒をそそいでくる。

ジミンはさっきから「ずっと頑張ってきてよかったああああ」って泣いてるし、

ホソクは喜びの舞を披露し続けてるし、

ナムジュンは酔ってグラス倒してばっかりだし、

グクはもはや寝てるしでカオスな状態

でも

「もうー、みんなちゃんとご飯食べてよー、ほらナムこぼさないのー、テヒョンはAにそんな飲ませちゃダメー」

ってちょっとお母さんみたいなジンを見ると、ほほえまずにはいられなかった。

「A、大丈夫？お酒飲みすぎないでね」
「A、眠かったら言ってね？」
「A、いやな奴いたら今言ってね、追い出すから」

ほろ酔いのジンは私にやけに絡んでくる。

「うん、わかったから少し離れて。暑い。」

べたべたしてくるジンを押しのける。