#I NEED U GIRL (ページ48)

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翌朝。

コンコン。

早朝、誰かが私の部屋のドアを叩く。

「誰…？」

ドアを開けると顔を真っ赤にしたグクが立っていた。

「グク？！？！どうしたの？！」

一気に目が覚めてグクのおでこを触るととても熱かった。

「ヌナ…熱ある…きつい…」

泣きそうな顔で言うグク。

「グク、ひどい熱だよ！お医者さんに来てもらおう？！ね？！」

私はいつも自分がお世話になっているお医者さんに電話して、急いで家に来てもらった。

「インフルエンザですね」

そう診察され、薬をもらったグク。

「グク、お兄さんたちも起こしてこようか？」

私が他の人たちの部屋に行こうとするとグクが私の袖を引っ張った

「待ってヌナ、今日僕仕事ある」

「いや知ってるよ？だから早く休みの連絡入れてもらわないと…」

「仕事行く！！」

グクが泣きそうな声で言う。

ジミン並みに仕事に対してストイックなグクは、休むことを嫌う。

「グク、わかるけど、これからコンサートとかもあるんだし今治さないと今後体がもたないよ。」

私はしゃがんでグクの頭を撫でる。

「今日は私も家にいる予定だったから、一緒にお留守番してよう？」

そういうとグクは黙ってうなずいた。