#I NEED U GIRL (ページ46)

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「あーもう。ほら。これで満足か？」

私のがっかりした様子を感じ取ったのか、ユンギが私のことを後ろからふわっと包んだ。

なんだかんだいつもちゃんとわがまま聞いてくれる。

上機嫌のまま寝ようと思ったけど…

「あれ…？ユンギ、何か私に当たって…「お願いだから黙ってくれよ…」

後ろから恥ずかしそうな声がする。

「お願いだから少しはそっち方面の勉強もしてくれ。いつか困るから。」

私の髪に顔をうずめながら言う。

「よくわかんないけど…ユンギが知ってるなら教えてよ」

「…いつかな。」

私は満足してそのまま眠りについた。

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翌日、私は学校で一人で授業を受けていた。

今日も周りの人たちが私のことを見ながらひそひそ話しているのが聞こえるけど、
私とジンが以前から友達だったというのは有名な話で、周りからこういう対応をされるのは慣れっこだった。

今日もジンは仕事。

たまたま他の友達も今日は一緒の授業はなくて、授業後一人でクラスから出ながらSNSをチェックしようとアプリを開いた。

すると、おびただしい数の通知が来ていることに気づいた。

リプライを見ると

「一緒に写っていた人ですか？！」
「何の知り合いですかー？」

というものから、

「ありえない。消えろ」
「全然かわいくないじゃん」

という見ず知らずの人からの誹謗中傷も多数あった。

何事かと思ってタイムラインをさかのぼってみると、

メンバーたちの新曲のカムバ映像についての投稿に併せて

"SUGA、夜中に屋上カフェを貸し切ってデート？！？！"

という文章と共に先日の私たちの写真が載せられていた。