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「ねえジミンがかわいそうだよ」
私は焼き肉の日以来また気まずくなってユンギと話すのを避けてきた。
「こうでもしないとお前最近俺と話さないだろ」
ばれてたか…
「だって…」
「キス。嫌だったのか？」
あまりにも単刀直入に聞いてくるから思わず目を見開いてしまった
そんな私が面白かったのかにやっと笑うユンギ。
こんなにツンツンしてるのにどうしてそんな柔らかい笑い方ができるのか、私はいつも疑問に思う
「いや、だって初めてだったし…いろいろ面倒見てくれてた人だし…複雑だし…」
「ちょっと待て。初めてだったのか？」
「うん」
まじか…と言って私の肩におでこを乗せるユンギ。
かわいいジミンとはまた違う感じがして自分の顔が赤くなっていくのがわかる
「それはなんか…予想外だったわ…」
やっぱりユンギにとってはただの冗談だったのかな…
なんとなくわかっていたとはいえ少し落ち込む
すると
「今日の夜暇か？っていうか暇にしろ。」
突然の話の飛躍に頭が追いついていけなかったけど、ユンギはスタッフさんに呼ばれていなくなってしまった
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作者名：くおっか | 作成日時：2018年7月7日 22時
