#I NEED U GIRL (ページ31)

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そこまで笑顔だったメンバー達が一気に凍り付く。

「この前Aの部屋の前通りかかったらドアが開いてたんです。
中を見たらヒョンがAにキスしてるのが見えたんですよ。

そしたらその次の日、ヒョンの作業室通りかかったらAを壁に押さえつけて顔を近づけてるのが見えたんです。
壁の透明な部分から少ししか見えてなかったけど、本当にしてたのか気になって。」

ホソクが真顔で言葉を連ねる。

当のユンギは余裕の表情でもう一度焼酎のグラスを傾けた。

「したけど。」

ユンギはさらっと答えた。

ジンは開いた口が塞がらない状態になっていて

「おま…そんなことしたのか？おい、ユンギ」

と聞いている

「ヒョン、次は俺の番ですよ」

ユンギはお酒を注ぎながら冷静に言う

「ジンヒョン、アイドルとしての人気を失うリスクを負ってでも好きな人を手に入れたいと思いますか」

ユンギはジンをまっすぐ見て聞いた。

ジンはまだ何か言いたげな表情をしていたけど、

答えずに私の方を向いて

「A…好きだよ」

とつぶやいた

しばらくの沈黙

「うわぁぁぁ、初めて真実じゃなくて告白を選んだ人がいたぁぁぁぁ」

テヒョンの無邪気な声で空気が若干緩まる。

「シュガヒョンの質問、哲学的過ぎて答えられないよな」

ナムジュンもそれに乗る

そっか、ゲームか。

ちょっとびっくりした

ジンは「うん、難しいもん」と笑って「もう少し簡単な質問にしろよー」とユンギをたたいていた。