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あなたside
ジンに急に抱きしめられてびっくりしたけど、事故だもんね。仕方ない
夜、寝る前に今日の出来事を思い返していた。
意外と自然とみんなと暮らせそうで安心した。
ベッドの上で寝がえりを打つと、隣の部屋から話声が聞こえた。
「ユンギは作曲の仕事もあるんだから無理しなくていいんだよ。メンバーの面倒見るのは俺の仕事だから」
ジンの声が聞こえる。
男同士で話しているからか、いつもよりワントーン低く聞こえる
「別に無理してませんよ。そうしたいからしてるだけ」
ユンギのけだるそうな声も聞こえてくる
何の話だろう…？
「ヒョンこそ、大学に仕事に忙しいんだから無理しなくていいですよ。いろいろなことを気にかけてたらダンスの練習もできないでしょ」
確かにジンは少しダンスが苦手みたいだけど…
そのまま聞き耳を立てる
「俺今まで弟たちのためにたくさん譲ってきたけど、これだけは譲れない。」
ジンの真剣な声がする
それに対してユンギはいつも通りのペースで返した。
「譲るも譲らないも、俺は何も取ろうなんて思ってないですよ
だって誰のモノでもないじゃないですか。」
言い終わった後、「よいしょ」と言って彼が部屋を出る音がした
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作者名：くおっか | 作成日時：2018年7月7日 22時
