むすすぴ小説 (ページ1)

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【FB】Hello,New Worlds! ページ1

2013年5月21日。
今日は待ちに待ったMSSPのVOCALOID曲、THE WORLDSがカラオケ配信される日。

昨日の夜、FBから「2人で一緒にカラオケボックスまで見に行かないか？」というメールが届いた。
私は丁度仕事が休みで、家でゴロゴロしながらゲームをするつもりだったので、OKの返事を出しておいた。

今は待ち合わせ場所のカフェにいる。
約束の時間まであと10分。
目の前にあるコーヒーは、そろそろカップの
底が見えてくる頃だ。
ふと店の入り口に目を移すと、肩で息をしながら、
「待ち合わすぇなんれすけど...」と、いつも通りの噛みっ噛みのFBがいた。
席を案内する店員さんが何とも言えない顔をしていて、少し笑ってしまった。

FB:「笑うなよー！」
私:「あははっ、だってFBが通常運転すぎるんだもん。店員さんすっごい微妙な顔してたよー」
FB:「微妙な顔ってなによww」

私にツッコミを入れながら少し照れ笑いするFBは、なんだか子供っぽかった。

FB:「あ、俺もコーヒー頼もう。ってか、お前いつからここにいるの？もう飲み終わりそうだけど。」
私:「んー、30分前ぐらいかな？」
FB:「マジかよ!!ウソだろ...ぜってーお前より早く来ようと思ってたのに！」
私:「なにそれwFBって変なとこ律義だよねー」
FB:「いや！しゅんし(紳士)として当然だろ!!」
私:「大事なところで噛むんかい！それと、紳士はえおえおの役目ですー！」
FB:「なんそれwwムカつく！ww」

そんな他愛もない会話が続き、コーヒーを二杯飲み終わったところで、本日の目的地のカラオケボックスへと移動することになった。