［FAIRYTAIL］不思議な少女は、妖精の尻尾(ﾌｪｱﾘｰﾃｲﾙ)へ

38説 ページ40

グレイ｢A、おい……A｣




ﾍﾟﾁﾍﾟﾁと優しく頬を触るグレイに瞼をゆっくり開けると彼はニコリと笑って着いたぞと知らしてくれた



貴女｢……！すみません、ありがとうございます｣



グレイ｢大丈夫そうか？歩くのもキツいならおぶるけど…｣


貴女｢いえ、大丈夫ですよ


そういえば皆さんはどうしてマグノリア行きの電車に乗ってたんですか？｣


エルザ｢ルーシィの家に家(ウチ)に帰るとの書き置きがあってな、まあ私達の早とちりだ｣



貴女｢ああ、なるほど



……それで、か…｣



ルーシィ｢？｣





貴女｢ううん、なんだか朝よりもスッキリした表情をしているなと思っただけだよ｣





ルーシィ｢…！うん、心配してくれてありがと｣




貴女｢……うん｣




ナツ｢それよか、Aは……って見りゃわかるか

それ貸せよ、俺も持つ｣



貴女｢…！いいんですか？｣



ナツ｢おう！｣







貴女｢(そういえば、ミラやロキは仲間だから遠慮なく頼ってと言ってた……それに、頼られた方が(私/僕)達は嬉しいんだとも…)


……なら、お願いします｣



ナツ｢任せろ！｣



グレイ｢貸せよ、まだ腕痛ぇんだろ…｣



貴女｢……！はい、ありがとうございます｣














ミラ｢…っ、……！A！！ナツ達と一緒だったのね…遅いから心配したわよ もう！｣



貴女｢…ごめん、ミラ

ちょっと一波乱あったけど優しい人に助けて貰ったから僕は無事だよ｣




ミラ｢そう、良かった｣






貴女｢はい、頼まれてたもの｣



ミラ｢ありがとう 助かったわ｣








ルーシィ｢Aー！帰るわよ〜｣





貴女｢！｣



ミラ｢……ふふっ｣




ルーシィ｢…？どうかした？｣




貴女｢…ううん、なんでもないよ｣



ミラと共に笑いあった
ただ単に…ルーシィがそう言ってくれて嬉しいだけなんだ

ああ、戻ってきてくれた
いつもの元気で優しい……僕の大好きなルーシィだ

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