［FAIRYTAIL］不思議な少女は、妖精の尻尾(ﾌｪｱﾘｰﾃｲﾙ)へ

37説 ページ39

ラクサス｢さっさとギルドに戻れ


この辺は不良共が多い｣



貴女｢……！はい、分かりました！


あの、皆さん！助けてくれてありがとうございました！それではまた！ラクサスさん フリードさん ビックスローさん エバ！｣



ﾋﾞｯｸｽﾛｰ｢おーう！気ぃつけて帰れよ〜！｣


エバ｢またね｣







ラクサスさん、少し怖そうなお人だったけど 優しい雰囲気を纏ってた様な気を感じたな
弱い、か……



確かに僕は魔法が使えると行っても赤子同然……強くならなきゃ……ナツさんに"守れなくてゴメン"なんて言わせない様に…ルーシィに心配かけさせないぐらい……



貴女｢……あ、帰るのも電車の乗らないといけないんだよね…うぅ、頑張ろう｣



電車に乗り揺られ続ける中、またもやうぷッと吐き気に見舞われる。耐えろ耐えろと暗示の如くぐるぐると頭の中で念じる



ルーシィ｢あれ？A？｣



貴女｢ｳｯ る、し…なん、ここ……に


うぅ｣



エルザ｢フラフラじゃないか！大丈夫か！？｣



貴女｢だ、ぅ だいじょ、ぶ……ぇす

で、電車……酔い ｳｯ｣


グレイ｢取り敢えず座れよ、立ってると余計つらいだろ？｣



貴女｢ぁい、失礼、しま す……ﾊｧ ﾊｧ ぅぷ｣



ハッピー｢A〜大丈夫？｣



ルーシィ｢苦しそうね｣




貴女｢へ、へ き……ぇｳ｣





グレイ｢着くまで寝てるか？その方が幾分かマシだろ

ほら、俺の膝貸してやる｣



貴女｢すみ、ませ……お言葉 甘え ぅす

あり とう……ぉざいま…す……ぐぇいさ…｣



グレイ｢…ｺﾞｸｯ お、おう……｣



乗り物酔いからか気持ち悪さが一層増すがグレイの膝にふわっとなるべく優しく頭を預けて体重を乗せる


一方グレイは、上から見下ろすAを見て生唾をゴクリと飲み込む


彼の脳内では 頬が柔らかいなとか髪サラサラだなとか……でもそういう思想より、何より気になっている女の子の寝顔が可愛いと胸を躍らせるグレイであった




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長年お待たせしてしまい申し訳ありませんでした！！！
今日から少しずつお話を増やしていこうと思っております！！また今後もよろしくお願い致します！

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