［FAIRYTAIL］不思議な少女は、妖精の尻尾(ﾌｪｱﾘｰﾃｲﾙ)へ

33説 ページ35

マカ｢こりゃあまた……ハデにやられたのう……｣



ルーシィ｢あ…あの、マスター…｣



マカ｢んー？お前達も随分大変な目にあったのう｣



レビィ｢そーんな顔しないのルーちゃん！みんなで力を合わせた大勝利なんだよ！｣


ドロイ｢ギルドは壊れちゃったけどな｣


ジェット｢そんなのまた建てればいいんだよ！｣


リーダス｢ウィ｣


レビィ｢ね！A｣





貴女｢ふふ、そうですね

それに大好きな人を守るための傷です。それは勲章にもなるでしょう？｣


グレイ｢ﾌｯ だな｣


ナツ｢おう！｣



ルーシィ｢A レビィちゃん リーダス ジェット ドロイ……｣



レビィ｢心配かけてゴメンね、ルーちゃん｣



ジェット｢Aも守ってやれなくて悪かった｣

ドロイ｢面目ねェ｣



貴女｢気にしないで。それに今、無事だから良いんだよ！｣



ジェット｢そ、だな……！｣


貴女｢僕も傍に居れなくてゴメン、ルーシィ｣






ルーシィ｢違…違うよ、それはあたしの……｣


レビィ｢話は聞いたけど誰もルーちゃんのせいだなんて思ってないんだよ？｣



リーダス｢オレ…役に立たなくて……あの…あの…ゴメン……｣



ルーシィは、ううんと否定するように首を横に振る


マカ｢ルーシィ…




楽しい事も悲しい事も


全てとまではいかないがある程度は共有できる

それがギルドじゃ





1人の幸せはみんなの幸せ



1人の怒りはみんなの怒り







そして1人の涙はみんなの涙


自責の念にかられる必要はない。君にはみんなの心が届いてるハズじゃ



顔をあげなさい
君は妖精の尻尾(フェアリーテイル)の一員なんだから｣




ポロポロと流れ出る涙
僕はルーシィの肩を支え、ギュッともう離すまいとぎゅうっと彼女の体を痛めないように、けど強く抱きしめる


レビィちゃんはそんなルーシィを見て僕ごとルーシィを抱きしめて3人で抱き合う

よしよしと彼女の頭を撫で慰める


僕らがそうしてると後ろからもわんわん泣く声がして、振り返ると何故かマスターまで泣いていた
何故？と思ったが、その後来る者によってその理由が明らかとなる


その後来たのは、評議院の軍隊だった
あんだけ街で暴れた……らしく、まぁ今の現状を見れば明らかこちら側に非があった

それから僕らは事情聴取を受けた

それからは忙しかった、ギルドを建て直す…ではなく改築をすると言って1から建てているのだ
エルザもマスターもそれはもう張り切っている

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