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juri side
『…Aはまだ見つからないのか…！』
部下『…すみません、手は尽くしていますが
まだ足取りが──』
『そんな言い訳はいい！……早く探し出せ』
はっ、と急いで出ていった部下と
入れ替わるように入ってきた俺の相棒。
『ジェシー、あいつらはどうした？』
ジ『…あのまま放置してきたよ。
なに、逃げようったってムダじゃね？
あれだけクスリ打たれてんだ、切れたら……
地獄だろうよ』
“ま、居場所吐かなきゃ救済しねぇけどな”
不敵に笑うジェシー。
それにしても…
まさかあの子が、白雪の生き残りだったとは。
それに気づいて部下を店に向かわせていた時
あの爆発が起きた。
店の女が一人、巻き込まれたそうだが
おそらくAでは……。
たぶんあいつらが、先手を打って逃したんだろう。
──あいつとともに。
とりあえず、一刻も早くあの子を…
Aを探し出さなければ。
どこにあるんだ…
早くアレを見つけ出さなければ…
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作者名：みぃ。 | 作成日時：2021年3月21日 0時
