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「違うの、蓮くん…!」






.







声のする方を見ると
Aちゃんが悲しそうな目をして
立っていた。







『…A…ちゃん?』





「蓮、くん…違うんだよ…」





『な…、どうしてAちゃんがそんなこと…
それに、あの時俺が手をはな…』






「あれは私だから!…私が(、、)手を離したの!」






『えっ…』






それ、どういうこと?
私が、ってどういうこと?







そこまで考えて、ハッとした。
 







…そうだ…









“『……前にどこかで会ったことあります?』”








…そっか、抜け落ちてた俺の記憶……








『もしかして…A…なの?』








彼女は小さく頷いた。








そうか…、そうだったんだ…







目の前にいる、この人が…









幼馴染の、A…








生きて…いてくれたんだ。







でも、だったらなんで…Aが謝るんだよ。







悪いのは、俺なのに。







「あの時……私、ね」







Aが苦しそうな顔で話を続ける。








「私が…自分で手を離したの…」

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設定タグ:SnowMan , 目黒蓮 , ジャニーズ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:みぃ。 | 作成日時:2020年9月17日 12時

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